ちくま新書 --
小泉義之 /著   -- 筑摩書房 -- 2006.4 -- 18cm -- 236p

資料詳細

タイトル 病いの哲学
シリーズ名 ちくま新書
著者名等 小泉義之 /著  
出版 筑摩書房 2006.4
大きさ等 18cm 236p
分類 130.4
件名 哲学 , 生と死
著者紹介 1954年札幌市生まれ。88年東京大学大学院人文科学研究科博士課程哲学専攻退学。現在、立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。哲学・倫理学を専攻。
内容紹介 プラトン、パスカル、デリダ、フーコーといった、肉体的な生存の次元を肯定し擁護する哲学の系譜を取り出し、人を死へと追いやる「死の哲学」から、病人の生を肯定し擁護する「病いの哲学」への転換を企てる。
要旨 病み衰えて末期の状態にある人は死ぬほかない―。死の哲学はそう考える。しかし死にゆく人にもその人固有の生命がある。死の哲学はそれを見ようとせず、生と死の二者択一を言い立てる。ソクラテスもハイデッガーもレヴィナスも、この哲学の系譜にある。そのような二者択一に抗すること。死へ向かう病人の生を肯定し擁護すること。本書はプラトン、パスカル、デリダ、フーコーといった、肉体的な生存の次元を肯定し擁護する哲学の系譜を取り出し、死の哲学から病いの哲学への転換を企てる、比類なき書である。
目次 1 プラトンと尊厳死―プラトン『パイドン』;2 ハイデッガーと末期状態―ハイデッガー『存在と時間』;3 レヴィナスと臓器移植―レヴィナス『存在の彼方へ』;4 病人の(ための)祈り―パスカル、マルセル、ジャン=リュック・ナンシー;5 病人の役割―パーソンズ;6 病人の科学―フーコー
ISBN(13)、ISBN    4-480-06300-5
書誌番号 1106024530

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