新潟大学人文学部研究叢書 --
三浦淳 /著   -- 知泉書館 -- 2006.3 -- 22cm -- 277,48p

資料詳細

タイトル 若きマン兄弟の確執
シリーズ名 新潟大学人文学部研究叢書
著者名等 三浦淳 /著  
出版 知泉書館 2006.3
大きさ等 22cm 277,48p
分類 940.28
個人件名 ハインリヒ マン
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1952年福島県生まれ。東北大学文学部卒。同大学院博士後期課程中退。東北大学文学部助手、新潟大学教養部講師などを経て、現在新潟大学人文学部教授。ドイツ文学専攻。
内容紹介 20世紀ドイツ文学に大きな足跡を残したマン兄弟の、文学的営為の意義を解明した初の本格的な本。日本ではあまり馴染みのない兄ハインリヒの作品を紹介・分析し、彼が弟のトーマスに与えた影響を考察する。
要旨 本書はトーマス・マンの処女作『トニオ・クレーガー』の主題である“市民対芸術”において、その芸術を象徴する人物こそ兄ハインリヒであったことを、彼らの作品をはじめ書簡や書評など多岐にわたる資料の綿密な分析を通して明らかにする。さらにトーマス・マンに比べ、わが国では翻訳も少なくあまり馴染みのない兄ハインリヒの作品を紹介・分析することにより、彼が弟のトーマス・マンに如何に大きな影響を与えたかを考察する。20世紀ドイツ文学に大きな足跡を残した兄弟の文学的営為の意義を解明した初の本格的な業績である。
目次 第1章 ハインリヒ・マンの『女神たち』三部作;第2章 『女神たち』に対するトーマス・マンの反応;第3章 『トニオ・クレーガー』;第4章 ハインリヒ・マンの『ピッポ・スパーノ』;第5章 ハインリヒ・マンの『愛を求めて』;第6章 確執の顕在化―トーマス・マンのハインリヒ・マン批判;第7章 トーマス・マンの結婚;第8章 作品に見る転換期のハインリヒ・マン;第9章 トーマス・マンの結婚とハインリヒ・マン;付録 ハインリヒ・マン『ギュスターヴ・フロベールとジョルジュ・サンド』
ISBN(13)、ISBN    4-901654-69-1
書誌番号 1106025144

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 940.2/232 一般書 利用可 - 2036300135 iLisvirtual