モデルネの国際文化学 -- 佐賀大学文化教育学部研究叢書 --
田村栄子 /編   -- 昭和堂 -- 2006.4 -- 22cm -- 289,12p

資料詳細

タイトル ヨーロッパ文化と〈日本〉
副書名 モデルネの国際文化学
シリーズ名 佐賀大学文化教育学部研究叢書
著者名等 田村栄子 /編  
出版 昭和堂 2006.4
大きさ等 22cm 289,12p
分類 361.5
件名 文化
注記 索引あり
著者紹介 1942年生まれ。佐賀大学文化教育学部教授。主な業績「若き教養市民層とナチズム-ドイツ青年・学生運動の思想の社会史」「身体と医療の教育社会史」「ナチ・ドイツの政治思想」。
内容紹介 近代と反近代が同時に展開する時代を「モデルネ」として捉え、日本も含むこのモデルネの時代を、その起源・展開から多角的に問い直すことにより、閉塞した現代の状況の脱出の方向を探る。
要旨 本書は国際文化学の今日的課題について、モデルネを軸として「ヨーロッパ文化と“日本”」を論じることにより応答しようとする一つの試みである。身体系・芸術系・社会科学系・人文系のものが、ヨーロッパ諸国と“日本”(日本が植民地化した領域およびアメリカ占領下の沖縄をも含む)をフィールドに、生き、考え、創造し、喜び、嘆き、憤ったひとびとの姿を論じた。
目次 第1部 モデルネの開花と展開―伝統/近代/反近代(初期バロック絵画の視の方法―カラヴァッジオと一六世紀ロンバルディアの美術理論および「観想」;機械に宿る理想―フランス世紀末の女アンドロイド;アイルランド独立蜂起にみるナショナリズムとテロリズム―パトリック・ピアスを死へと駆り立てたものは何であったか ほか);第2部 隣接性のモデルネ―東西の境界を超えて(「新しい天地」を求めて―『アントニーとクレオパトラ』をジェンダーで読む;『大地の歌』から見た東洋―マーラーにおけるエキゾチズムと東洋思想;「近代の超克」と「東洋人の時代」―生田長江の「超近代」 ほか);第3部 モデルネとナショナリズム(国民化のなかのジェンダー―日本・中等教育段階の国語科;現代インドネシアにみる「近代」の暗黒と日本;戦争・占領と文学―隠蔽と亡霊 ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-8122-0615-4
書誌番号 1106028022
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1106028022

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