誰が規制緩和を望んだか --
シャロン・ビーダー /著, 高橋健次 /訳   -- 草思社 -- 2006.4 -- 20cm -- 383p

資料詳細

タイトル 電力自由化という壮大な詐欺
副書名 誰が規制緩和を望んだか
著者名等 シャロン・ビーダー /著, 高橋健次 /訳  
出版 草思社 2006.4
大きさ等 20cm 383p
分類 540.9
件名 電気事業
注記 Power play./の翻訳
著者紹介 【ビーダー】ニュージーランド生まれ。1978年大学を卒業して建設省技官を務めた後、79年オーストラリアに渡り、各種土木関係の現場で技術者として働く。92年からウランゴング大学の社会科学メディア情報学部で教鞭をとり、現在同学部教授。
内容紹介 規制緩和が国民を不幸にする。価格操作や大停電、損失の税金による穴埋めなどが起きた米英の実例から、電力自由化の真の姿を解説。悲惨な失敗と利害関係者によるプロパガンダの驚くべき実態が明らかになる。
要旨 規制緩和や民営化で、格差が拡大することはないのか?構造改革とは、大企業だけが得をするためのルール変更ではないのか?本書は電力という具体的な領域で、米国と英国の規制緩和・民営化がどのようにおこなわれ、なにを巻き起こしたかを検証するものである。その悲惨な失敗と、利害関係者によるプロパガンダの驚くべき実態が、明らかになる。
目次 第1部 戦略の確立―規制緩和以前の米国電力産業(電力公営化を阻止し、利益を隠す―二〇世紀初頭;大規模化するプロパガンダ―両大戦間;公的規制を求める民衆の闘い―第二次大戦まで;プロパガンダで難局を乗り切る―第二次大戦後);第2部 市場原理主義と強欲―米国の規制緩和(規制緩和へと世論を誘導する;カリフォルニアでの莫大な儲け;連邦政府はなにをしてきたか;エンロンの興隆;エンロンの破綻);第3部 電力自由化という実験―英国の規制緩和(規制緩和前の電力事情―一九八〇年まで;レトリックに隠された自由化の真の動機;電力自由化がもたらした問題);第4部 日本の電力自由化(日本の電力自由化の行方)
ISBN(13)、ISBN    4-7942-1491-X
書誌番号 1106028865
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1106028865

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中央 4階自然科学 Map 540.9 一般書 利用可 - 2036370273 iLisvirtual