抑圧の導線を切断する --
戸田真紀子 /編   -- 世界思想社 -- 2006.4 -- 20cm -- 208p

資料詳細

タイトル 帝国への抵抗
副書名 抑圧の導線を切断する
著者名等 戸田真紀子 /編  
出版 世界思想社 2006.4
大きさ等 20cm 208p
分類 302.4
件名 アフリカ , 帝国主義
注記 文献あり 年表あり 索引あり
著者紹介 1963年生まれ。天理大学国際文化学部教授。主な著作に「アフリカの民主化とは?」「21世紀のアフリカ女性-NEPADは草の根の女性を救えるか?」「国家がつくる紛争-国民を守らないのはなぜか」ほか。
内容紹介 先進国の豊かな生活の影で貧困が深刻化するアフリカや太平洋島嶼国。その問題を考えていくと、「帝国」の存在に行き着く。帝国がいかに搾取の構造を植え付け、民衆がこれに対していかに抵抗を試みてきたかを論じる。
要旨 先進国の豊かな暮らしの向こうで、貧困が深刻化するアフリカや太平洋島嶼国。テロ、環境破壊、感染症―もはや遠い国の出来事ではない。「帝国」に抵抗し続ける人々の声は、今、まっすぐに私たちに響いてくる。
目次 第1章 帝国に支配されるアフリカ(アフリカの解放闘争;アフリカと貧困;アフリカと国内紛争;おわりに―現代の解放闘争);第2章 「土地と自由のための闘い」か「マウマウ」か―ケニアにおける「武装」解放闘争を封印しようとした「神話」(今なぜ解放闘争を語るのか?;「マウマウ」の闘い;つくられた「マウマウ神話」への批判;ケニアの独立と「マウマウ」闘士たち;おわりに―「マウマウ」闘争の復権);第3章 ケニア独立運動の原点―「独立学校」の役割(植民地期のミッション教育;「インディペンデントスクール」の成立と背景;独立運動と「インディペンデントスクール」―コーフィールドの報告書に基づいて);第4章 ジンバブウェの解放闘争における政治、社会およびその遺産(自由ジンバブウェ25周年;ジンバブウェ史の概観;ジンバブウェの解放闘争―第二チムレンガ;アフリカ史における解放闘争の意義);第5章 太平洋諸島の独立、再周辺化、抵抗(ミクロネシア諸島の「半独立」;ミクロネシア諸国の再周辺化;「失敗国家論」、「太平洋諸島のアフリカ化論」の台頭;太平洋における新植民地主義の形成―「太平洋同盟構想」;太平洋諸島の抵抗)
ISBN(13)、ISBN    4-7907-1187-0
書誌番号 1106029993
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1106029993

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 302.4 一般書 利用可 - 2036390037 iLisvirtual