光文社新書 --
山本博文 /著   -- 光文社 -- 2006.5 -- 18cm -- 218p

資料詳細

タイトル 日本史の一級史料
シリーズ名 光文社新書
著者名等 山本博文 /著  
出版 光文社 2006.5
大きさ等 18cm 218p
分類 210.088
件名 日本-歴史-史料
著者紹介 1957年岡山県生まれ。東京大学文学部卒。82年同大学院修了。現在、東京大学史料編纂所教授。「江戸お留守居役の日記」で第40回日本エッセイスト・クラブ賞受賞。日本近世史を専門。
内容紹介 歴史は1秒で変わる。歴史家はどのように史料を読み、歴史を描き出していくのか。「一級史料」を題材に一般人の歴史に対する考え方にメスを入れ、教科書や歴史書を鵜呑みにしない、「私の史観」の身につけ方を学ぶ。
要旨 現在、われわれが知りうる歴史というのは、史料から復元されたものであり、かつ史料からしか復元されえないものです。現代に生きるわれわれは、織田信長の肉声を聞くことも、関ケ原の戦いを目撃することもできません。すべては、残された史料をもとに、歴史家たちによって紡ぎ出された「歴史」なのです。ですから、固定された正しい歴史などというものはどこにも存在しません。歴史とは、新しい史料と新しい解釈によって、この一秒の間にも書き替えられ、更新されていくべきものなのです。―本書では、「一級史料」を題材に、歴史家がどのように史料を読み、歴史を描き出していくのか探っていきます。そのうえで、教科書や歴史書の記述を鵜呑みにしない、自分なりの「歴史感覚」の身につけ方を学んでいきます。
目次 第1章 有名時代劇のもと史料(宮本武蔵の一次史料はたったこれだけ;一次史料が豊富な「忠臣蔵」);第2章 歴史家は何をどう読む?(東京大学史料編纂所;史料集の編纂とは何をするのか? ほか);第3章 新しい史料を発掘する(歴史学の基礎を築く「史料採訪」;わたしの「史料採訪」 ほか);第4章 一級史料の宝庫「島津家文書」を読む(島津家の文書とともに死ぬのなら本望;一次史料だけで「歴史」が書ける ほか);第5章 「歴史学」への招待(いろいろな一級史料に出会う;データベースから史料を探す ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-334-03353-9
書誌番号 1106034514

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