近代宗教言説の生成と変容 --
深澤英隆 /著   -- 岩波書店 -- 2006.5 -- 22cm -- 406,24p

資料詳細

タイトル 啓蒙と霊性
副書名 近代宗教言説の生成と変容
著者名等 深澤英隆 /著  
出版 岩波書店 2006.5
大きさ等 22cm 406,24p
分類 161.2
件名 宗教思想-歴史
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1956年東京生まれ。東京外国語大学外国語学部、東京大学大学院人文化学研究科修士課程、マールブルク大学神学部・非ヨーロッパ言語文化学部を経て、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。現在一橋大学大学院社会学研究科教授。
内容紹介 宗教は近代性の母胎であり、他者である。19世紀末の知識人宗教から、20世紀の霊性と神秘主義をめぐる諸説まで、宗教を語ることの生理と病理に、近代の知の条件と臨界を読む。宗教言説の系譜学。
要旨 近代性の変転のなかで展開された、宗教をめぐる言説の系譜と変容をたどる。過去と現在における宗教理解の終りなき相克と葛藤のうちに、近代性の臨界点を探り、その行く末を展望する。
目次 「宗教」の生誕―近代宗教概念の生成と呪縛;1 宗教・宗教学・宗教批判(新宗教と知識人―初期ドイツ宗教社会学と「知識人宗教」;姉崎正治と近代の「宗教問題」―姉崎の宗教理論とそのコンテクスト;啓蒙とアイロニーのあいだで―宗教研究と「批判的思考」をめぐって);2 啓蒙・霊性・霊性探求(対抗科学と「霊性」探求の二〇世紀;知識人宗教とグノーシス―問題としてのR.シュタイナー;「知的中間層」と宗教―E・ブロッホの同時代宗教論;異界の「実在問題」―浅野・姉崎論争とそのコンテクスト;「体験」と「伝統」―近年の神秘主義論争に寄せて);3 生・民族・自然―内在的宗教性(ヨーロッパと「宗教」―ゲルマン主義宗教運動から見る;宗教学と政治神学の「拒絶」―ゲルマン主義宗教学の帰趨;ゲルマン主義宗教運動の生成と挫折―E・ベルクマンの宗教構想とナチズム;「ポスト近代的宗教性」の一世紀―ジンメルとキューピットをめぐって);4 宗教言説のゆくえ(「宗教」概念と「宗教言説」の現在;宗教のポリティックスとポエティックス―ローティ、カプートと「宗教」の臨界点)
ISBN(13)、ISBN    4-00-022753-X
書誌番号 1106038204
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1106038204

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