日本史リブレット --
山路勝彦 /著   -- 山川出版社 -- 2006.5 -- 21cm -- 106p

資料詳細

タイトル 近代日本の海外学術調査
シリーズ名 日本史リブレット
著者名等 山路勝彦 /著  
出版 山川出版社 2006.5
大きさ等 21cm 106p
分類 389.07
件名 文化人類学-調査・研究法 , 学術調査
注記 文献あり
著者紹介 1942年東京生まれ。東京都立大学大学院社会科学研究科社会人類学専攻博士課程修了。現在、関西学院大学社会学部教授。専攻:文化人類学。主要著書「植民地主義と人類学」「台湾の植民地統治-〈無主の野蛮人〉という言説の展開」。
内容紹介 明治・大正・昭和にわたって植民地帝国を生きてきた日本の人類学者が、植民地を舞台にどのような学的営みをしてきたのかを、植民地主義との関わりの中で検証する。人類学者の営みを日本近代史の中で跡づけた1冊。
要旨 明治期以後、多くの日本人が海外に出向き、異なる文化に出会ってきました。人類学者もそのなかの一員です。この学問は、自分とは異なる人たちの文化を記述することに携わってきました。その方法は伝統的に野外調査を中心にしていて、生身の人間とじかに接して研究を行ってきたという、他の学問とは違ったえがたい特色をもっています。しかしまた、その生身の人間とはおもに植民地の住民であって、しがたって人類学は植民地を舞台に研究を進めてきたという一面ももっています。読者の皆さまには、こうした歴史を踏まえて、学術調査のありかたを考えるよすがになれば、と希望しています。
目次 人類学者の学的営み;1 学術調査の黎明期;2 植民地統治と研究調査;3 人類学者と海外調査;4 戦時下の人類学
ISBN(13)、ISBN    4-634-54640-X
書誌番号 1106039039

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