残照の中の巨樹 -- 日本の作家 --
村尾誠一 /著   -- 新典社 -- 2006.6 -- 19cm -- 269p

資料詳細

タイトル 正徹
副書名 残照の中の巨樹
シリーズ名 日本の作家
著者名等 村尾誠一 /著  
出版 新典社 2006.6
大きさ等 19cm 269p
分類 911.142
個人件名 正徹
注記 文献あり 年譜あり
著者紹介 昭和30年東京都生まれ。54年学習院大学文学部卒。62年東京大学大学院博士課程満期退学。現職、東京外国語大学外国語学部教授。専攻:中世和歌文学。主著「新続古今和歌集」。論文「勅撰和歌集という歴史から-終末期からの視野-」「隠岐の後鳥羽院」。
内容紹介 「幽玄」の理念を核に王朝和歌の伝統を継承した室町期の市井歌人・正徹。その作品は、難解だが魅了され心に残る。生涯に3万余首の和歌を詠んだともいわれる、この特異な中世歌人の姿を丁寧に辿る。
要旨 応仁の乱を前にして、王朝時代の残照が今にも消えようとする中に立つ巨樹、正徹。「幽玄」の理念を核に王朝和歌の伝統を継承したその作品は、難解だが魅了され心に残る。市井の庵を拠点に、生涯に三万余首の和歌を詠んだとも言われる、この特異な中世歌人の姿をあざやかに描き出す。
目次 序章 吉野山はいずれの国ぞ;第1章 幼少年時代;第2章 了俊の弟子として―二十代の正徹;第3章 出家から旅へ―三十代の正徹;第4章 招月庵主として―四十代の正徹;第5章 草庵焼失・勅撰和歌集不入―五十代の正徹;第6章 晩成の日々へ―六十代の正徹;第7章 名士としての最晩年―七十代の正徹;第8章 『正徹物語』の世界;第9章 『草根集』の世界;終章 没後のことなど
ISBN(13)、ISBN    4-7879-7023-2
書誌番号 1106039759

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