平林美都子 /著   -- ミネルヴァ書房 -- 2006.6 -- 20cm -- 198,20p

資料詳細

タイトル 表象としての母性
著者名等 平林美都子 /著  
出版 ミネルヴァ書房 2006.6
大きさ等 20cm 198,20p
分類 904
件名 文学 , 映画 ,
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 名古屋大学文学部卒。同博士課程修了。現在、愛知淑徳大学文化創造学部教授。
内容紹介 「母性」はいかに語られ、その言説によって母の実態として定着してきたのか。文学・映画作品で語られる母性を取り上げ、母性がどのように時代のイデオロギーに影響を受けているのか、対抗しているのかを考察する。
要旨 「母性」はいかに語られ、その言説によって母の実体として定着してきたのかを、英語圏文化、特に文学・映画作品から見る。そして、そこで扱われる摂食異常、母娘関係、妊娠・出産のシーンなどが文学や映像でいかに表象されているのかを捉える。同時に「母性」がどのように時代のイデオロギーに影響を受けているのか、あるいは対抗しているのかを考察する。
目次 母性論;第1部 英国の母性観(母性の誕生;フランケンシュタインとメアリー・シェリーのねじれた母性);第2部 抵抗する娘たち(母の死は娘の解放なのか―「真ん中の引き出し」;食べることと母娘の対立―マーガレット・アトウッドの『レディ・オラクル』 ほか);第3部 映画の中の母性(母の娘でもなく父の娘でもなく―『マーニー』;家父長制度を拒絶・共謀する母―『ステラ』 ほか);第4部 妊娠・出産の表象(語りえないものを語る―二人のジーニーの出産;『エイリアン』三作品における母性 ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-623-04655-9
書誌番号 1106041607

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 904/450 一般書 利用可 - 2036597316 iLisvirtual