グローバル経済が加速させる「食の歪み」 -- Kobunsha paperbacks --
白井和宏 /著   -- 光文社 -- 2006.6 -- 19cm -- 243p

資料詳細

タイトル 家族に伝える牛肉問題
副書名 グローバル経済が加速させる「食の歪み」 アメリカ産牛肉輸入再開!
シリーズ名 Kobunsha paperbacks
著者名等 白井和宏 /著  
出版 光文社 2006.6
大きさ等 19cm 243p
分類 645.36
件名 うし(牛)-疾患 , 食品衛生
注記 並列タイトル:Talking about the beef issue with your family
注記 文献あり
著者紹介 1957年横浜生まれ。81年中央大学法学部卒業後、生活クラブ生協神奈川に入職し、神奈川ネットワーク運動事務局長を務める。英国留学し、90年ブラッドフォード大学大学院ヨーロッパ政治研究修士課程修了。現在、生活クラブ・スピリッツ(株)専務取締役。
内容紹介 世界に本当に安全な牛肉はあるのか、遺伝子組み換えはどこまで進んでいるのか、世界の飢餓と貧困は救えるのか…。本書では肉の安全性を入り口に、グローバル経済下における「食の歪み」を考察する。
要旨 BSE(狂牛病)が発生したとき、多くの人々は初めて肉骨粉というものを知り、共食いなんてケシカラン!安全な牛肉をよこせ!と憤慨した。ところが、いつの間にか、アメリカ産牛肉輸入は政治問題となり、再び輸入されることになった。そして、今では「早くアメリカ産牛肉の牛丼が食べたい!」という声ばかり。しかし牛肉が抱えている問題はBSEだけではない。飼料となる遺伝子組み換え作物、抗生物質や成長ホルモン、そして過剰なエサの投与による病気等、消費者に知らされない様々な問題がある。さらに言えば、日本における食料自給率の低下、そして急激な中国の経済発展と肉食化の進行により、世界的な食料不足がすぐそこまでやって来ている。本書は、肉の安全性を入口に、グローバル経済下における「食の歪み」を考察する本である。
目次 第1章 なぜ「米国牛は安全」とされるのか?;第2章 本当はよくわからないBSE;第3章 アメリカBSE対策の問題点とは何か?;第4章 アメリカ牛肉はなぜ安いのか?;第5章 BSEだけじゃないアメリカ牛肉の問題点;第6章 ここまで異なる日米欧の食品安全行政;第7章 食料の自給にはどんな意味があるのか?;第8章 「不足の時代」を生き残れるのか?;第9章 「ロハス」は世界を救えるか?;第10章 どうすれば日本の食は変わるのか?
ISBN(13)、ISBN    4-334-93385-8
書誌番号 1106044726
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1106044726

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中央 書庫 645.3/51 一般書 利用可 - 2036699909 iLisvirtual