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【図書】 明治天皇

苦悩する「理想的君主」 -- 中公新書 --
笠原英彦 ／著   -- 中央公論新社 -- ２００６．６ -- １８ｃｍ -- ３０９ｐ

資料詳細

タイトル 明治天皇
副書名 苦悩する「理想的君主」
シリーズ名 中公新書
著者名等 笠原英彦 ／著  
出版 中央公論新社 ２００６．６
大きさ等 １８ｃｍ ３０９ｐ
分類 288.41
個人件名 明治天皇
注記 文献あり
著者紹介 １９５６年東京都生まれ。８０年慶應義塾大学法学部卒。８５年同大学院法学研究科博士課程修了。８８～８９年、２０００～０１年スタンフォード大学訪問研究員。現在、慶應義塾大学法学部教授。専攻、日本政治史、日本行政史。
内容紹介 日清・日露戦争を遂行するなど、政府への協力的姿勢を貫いた明治天皇。その陰には、自らの意思と政府の意向の乖離に苦悩する、孤独な君主の姿があった。政府と宮廷の対立関係を軸に、理想化された天皇の実像に迫る。
要旨 王政復古の旗印のもと、幕府や摂関職が廃され、若き明治天皇を戴く維新政権が誕生した。だが、近代国家の建設が急速に進むなか、「天皇親政」の理念はやがて形骸化する。陸海軍を統べる大元帥として日清・日露の両戦争を遂行するなど、政府への協力的姿勢を貫いた天皇であったが、その陰には、自らの意思と政府の意向の乖離に苦悩する、孤独な君主の姿があった。政府と宮廷の対立関係を軸に、理想化された天皇の実像に迫る。
目次 第１章　幕末の政局と睦仁の降誕；第２章　激動の中の即位と明治維新；第３章　天皇権威確立の努力と挫折；第４章　維新の宰相、大久保の政治指導；第５章　伊藤首班の集団指導体制；第６章　立憲制の確立と皇室制度の形成；第７章　憲法の制定と立憲政治の開始；第８章　議会政治の進展と日露戦争；第９章　天皇の晩年と明治の終焉
ISBN(13)、ISBN 　　 4-12-101849-4
書誌番号 1106044748
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1106044748

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