京都から世界へ --
大津典子 /著   -- 藤原書店 -- 2006.6 -- 19cm -- 232p

資料詳細

タイトル 乳がんは女たちをつなぐ
副書名 京都から世界へ
著者名等 大津典子 /著  
出版 藤原書店 2006.6
大きさ等 19cm 232p
分類 495.46
件名 乳癌 , 闘病記
注記 文献あり
著者紹介 1939年京都市生まれ。65年関西学院大学大学院英文科修士課程修了。74年京都大学大学院・文学研究科仏教哲学専攻修士課程修了。74~76年ロンドン大学アジア・アフリカ学研究所に留学。著作に「モスクワの女たち」などがある。
内容紹介 乳がんの温存手術を受け、同病の友の支えによって生きる力を取り戻した著者が、英国・ロシア・ハンガリーの患者コミュニティに飛び込み、乳がんを共有する中で互いに心を開き、絆を結び直していく女たちの姿を描く。
要旨 「まさか私にかぎって…」。五十四歳にして乳がんを宣告された一人の主婦は、不安のなかで足を踏み入れた京都の小さな乳腺クリニックで、乳がんの仲間たちと出会う。さらに夫とともに訪れた、英国、ロシア、ハンガリーの古都で、それぞれの国の乳がんの女たちと出会い、その生き方に触れる。立場も年齢も国籍も異なる女たちが、死と背中あわせの泥沼の中でもがきながら、乳がんという女だけの病気を通じてお互いに心を開き、固い絆を結び、やがて乳がんによって、そして仲間たちによって生かされている自分に気づく…。「うち、乳がんでよかった―」。乳がんを生き、乳がんを歩いてきた十二年間をつづる。
目次 第1章 京都の女たち(小さな乳腺クリニックにて;放射線治療;乳がん患者の絆;がんとばかりつき合わないで);第2章 逃げ出したい(乳がん先進国、イギリスへ;乳がんを生きる);第3章 オックスフォードの女たち(イギリスの医療制度;オックスフォードの乳がんの友 ほか);第4章 サンクト・ペテルブルグの女たち(サンクト・ペテルブルグのがん病院;がん患者を支えて;患者の命の拠り所;六年しかたたないのに);第5章 ブダペストの女たち(医者を変えた女たち;ブダペストにあって、京都にないもの;リンパ浮腫の救世主;リンパ治療)
ISBN(13)、ISBN    4-89434-520-X
書誌番号 1106045163

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 495.4/408 一般書 利用可 - 2036661405 iLisvirtual