大西巨人 /著, のぞゑのぶひさ /著, 岩田和博 /著   -- 幻冬舎 -- 2006.6 -- 21cm -- 272p

資料詳細

タイトル 神聖喜劇 第3巻
著者名等 大西巨人 /著, のぞゑのぶひさ /著, 岩田和博 /著  
出版 幻冬舎 2006.6
大きさ等 21cm 272p
分類 726.1
著者紹介 【大西】1919年福岡県生まれ。49年「精神の氷点」でデビュー。執筆に約25年をかけた大作「神聖喜劇」をはじめ、「三位一体の神話」「春秋の花」「深淵」「縮図・インコ道理教」など著書多数。近年は、インターネット・サイトでの作品公開も行なっている。小説家、批評家。
内容紹介 人間社会の非合理が凝縮された軍隊という強大な相手を向こうに、自らの論理性のみを恃んだ東堂の冷静な“戦い”が続いていく…。あの「日本文学の金字塔」を完全漫画化、近づく波乱への蠢動を秘めた緊張の第3巻。
要旨 「わが日本の戦争は『殺して分捕る』が目的ではない。決して『殺して分捕る』が目的であってはならない」国軍の典型的少壮将校であるかに見えた村上少尉が発した言葉は、東堂太郎を驚かせる。彼の脳裡を巡る「日本古来の武士道」に象徴される日本人的心性の光と影。そして、入隊前に過ごした料亭「安芸」の“彼女”との情交―。長門の海を見晴るかす宿の一室、「人生の喪服」をまとったかのような“彼女”と、「無名の戦争」における犬死にを覚悟した東堂との間で交わされる、静謐のうちにも互いに斬り込むがごとき言葉と性の応酬…。一方、内務班における日常は、次々に奇妙な情景を現出させる。人間社会の非合理が凝縮された軍隊という強大な相手を向こうに、自らの論理性のみを恃んだ東堂の冷静な“戦い”が続いていく。近づく波乱への蠢動を秘めた緊張の第三巻。
目次 第3部 運命の章(神神の罠;十一月の夜の媾曳;「匹夫モ志ヲ奪フ可カラズ」);第4部 伝承の章(暗影;道;対馬風流滑稽譚);エッセイ 要塞の日々;解題 血なまぐさい月は、まっぴらだ。
ISBN(13)、ISBN    4-344-01177-5
書誌番号 1106045280
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1106045280

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中央 書庫 726.1/1161/3 一般書 利用可 - 2038751835 iLisvirtual