覆い隠された歴史の真実 --
謝幼田 /著, 坂井臣之助 /訳   -- 草思社 -- 2006.7 -- 20cm -- 238p

資料詳細

タイトル 抗日戦争中、中国共産党は何をしていたか
副書名 覆い隠された歴史の真実
著者名等 謝幼田 /著, 坂井臣之助 /訳  
出版 草思社 2006.7
大きさ等 20cm 238p
分類 222.075
件名 日中戦争 , 共産党-中国-歴史
注記 年表あり
著者紹介 【謝】1940年四川省生まれ。二胡の演奏に優れた才能を示したが、政治的理由から音楽家の道を閉ざされ、中学校教師に。80年中国社会科学院の研究員に合格。四川省社会科学院副研究員を経て、87年渡米。2005年までスタンフォード大学フーバー研究所客員研究員。
内容紹介 逃避行を「長征」と言い換え、一部ゲリラ戦の勝利を誇大宣伝。抗日戦を利用して勢力を拡大していった過程を最新史料を基に明かし、中国共産党の抗日戦神話を突き崩す。政権の正統性を揺るがす瞠目の書。
要旨 建国以来、中国共産党は「抗日戦争(日中戦争)において中心的役割を担い、これに勝利した」ことを政権の正統性の基盤としてきた。だが果たしてこの主張は、歴史の真実なのか。四川省出身の中国人研究者が、近年、大陸で刊行された『中共中央文献選集』をはじめとする関連史料、毛沢東、周恩来らの『年譜』、そして幹部たちの回顧録をもとに、毛沢東指導下の党・軍が抗日戦争中、いかなる活動をしていたのかを検証。実際は、国民党との内戦勝利・政権奪取を念頭に、日本と正面から戦うことを回避し、敗北後の逃避行を「長征」と言い換え、局地的ゲリラ戦の勝利を誇大宣伝しながら力を温存し、軍の勢力を急速に拡大していったことを明らかにしてゆく。共産党が編み出した「抗日」神話の虚構を突き崩す瞠目の書。
目次 第1章 満洲事変と蒋介石の戦争準備;第2章 抗日の名をもって国民政府転覆をはかる;第3章 土壇場で息を吹き返した共産党;第4章 正面戦回避を決めた洛川会議;第5章 平型関の戦い―誇大宣伝された戦果;第6章 百団大戦と彭徳懐の粛清;第7章 情報工作員、潘漢年の悲劇;第8章 日ソ不可侵条約に喝采を送る;第9章 巧みに利用されたアメリカ人;第10章 裏切られた民族
ISBN(13)、ISBN    4-7942-1508-8
書誌番号 1106046664

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
山内 公開 Map 222 一般書 利用可 - 2036665850 iLisvirtual