「小説家夏目漱石」の確立 -- 近代文学研究叢刊 --
宮薗美佳 /著   -- 和泉書院 -- 2006.6 -- 22cm -- 211p

資料詳細

タイトル 『漾虚集』論考
副書名 「小説家夏目漱石」の確立
シリーズ名 近代文学研究叢刊
著者名等 宮薗美佳 /著  
出版 和泉書院 2006.6
大きさ等 22cm 211p
分類 910.268
個人件名 夏目 漱石
著者紹介 1969年大阪府生まれ。92年関西学院大学文学部卒。94年関西学院大学文学研究科博士前期課程日本文学専攻修了。2004年関西学院大学文学研究科博士後期課程日本文学専攻修了。現在、大阪産業大学非常勤講師。
内容紹介 「吾輩は猫である」と平行して書かれた短編を収めた単行本『漾虚集』。その収録作品7作品を1作品ずつ丹念に論じることを通して、文壇における「小説家」としての「夏目漱石」の形成に迫る論集。
要旨 夏目漱石の作品の中では論じられることの少ない、『吾輩は猫である』と平行して書かれた短編を収録した単行本『漾虚集』収録作品7作品を一作品ずつ丹念に論じることを通して、文壇における、「小説家」としての「夏目漱石」の形成に迫る論集。
目次 序論 『吾輩は猫である』―『漾虚集』収録作品からの照射;第1章 評価基準の変革/暴露(「倫敦塔」―「一字一句」の呪縛からの解放;「一夜」―「場」の共有を視点として);第2章 社会的・文化的状況との交差(「カーライル博物館」―カーライル「博物館」は何をもたらしたか;「薤露行」―明治三十年代後半におけるキリスト教言説との関連に着目して;「趣味の遺伝」―「学者」の立場と、日露戦争の報道に着目して);第3章 作品構造から作品内容へ(「琴のそら音」―「余」が見た「幽霊」は何をもたらしたか;「幻影の盾」―作品構造における時間の意義);結論 「小説家夏目漱石」の確立
ISBN(13)、ISBN    4-7576-0373-8
書誌番号 1106047668
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1106047668

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中央 書庫 910.2/3933 一般書 利用可 - 2036704708 iLisvirtual