服部良久 /編訳   -- 京都大学学術出版会 -- 2006.7 -- 22cm -- 372p

資料詳細

タイトル 紛争のなかのヨーロッパ中世
著者名等 服部良久 /編訳  
出版 京都大学学術出版会 2006.7
大きさ等 22cm 372p
分類 322.3
件名 法制史-西洋-中世
注記 索引あり
著者紹介 1950年生まれ。77年京都大学大学院文学研究科博士課程中途退学。90年京都大学文学部助教授、95年同教授、96年より京都大学大学院文学研究科教授。主要著作:「ドイツ中世の領邦と貴族」「西欧中世史」他。翻訳:ペーター.ブリックレ「ドイツの臣民」他。
内容紹介 ヨーロッパの歴史研究で、注目されている「中世紛争」。紛争はどうして起こり、いかに和解されたか。様々な主体間で争われ、要因も複雑だが、和解の態様にこそ中世の特異性がある。世界的に著名な論文12篇を収載。
要旨 紛争とその解決の方法のなかにヨーロッパ中世の社会構造を見る。研究史を画する著名論考12篇を収載。
目次 第1部 法と友愛の秩序(「各人にその取り分を」―11‐13世紀南フランスにおける法と紛争解決;「合意は法に勝り、和解は判決に勝る」―11世紀西フランスにおける和解による紛争解決;アングロ=サクソン期イングランドにおける証書・法・紛争解決);第2部 紛争と和解の戦略(紛争行為と法意識―12世紀におけるヴェルフェン家;中世イングランドにおけるフェーデ;帝国都市ニュルンベルクとのフェーデに見るチェコ貴族の自意識;「復讐するは我にあり」―15・16世紀フリウリのフェーデにおける貴族クランと農村共同体);第3部 裁き赦す権力(ビザンツにおける殺人・アジール・法;恩赦と死刑―中世末期におけるフランス国王裁判の二つの相貌;「都市は滅びうる」―ブルゴーニュ・ハプスブルク期(14‐16世紀)低地地方における都市破壊の政治的動機);第4部 祈る人・戦う人と平和(俗人と「神の平和」;近年の研究が照らしだす「神の平和」運動)
ISBN(13)、ISBN    4-87698-684-3
書誌番号 1106047793

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