「日本の戦争」を徹底検証 -- ミッドウェーから太平洋戦争敗戦まで -- Kobunsha paperbacks --
佐藤晃 /著   -- 光文社 -- 2006.7 -- 19cm -- 323p

資料詳細

タイトル 帝国海軍が日本を破滅させた 下
副書名 「日本の戦争」を徹底検証
各巻タイトル ミッドウェーから太平洋戦争敗戦まで
シリーズ名 Kobunsha paperbacks
著者名等 佐藤晃 /著  
出版 光文社 2006.7
大きさ等 19cm 323p
分類 397.21
件名 海軍-日本-歴史
注記 並列タイトル:Incompetent Japanese imperial navy
著者紹介 1927年福岡県生まれ。陸軍士官学校61期生。大分経済専門学校卒。三井鉱山(株)、三井石油化学工業(株)に勤務し、87年退職。以後、戦史研究に基づく執筆活動に入る。
内容紹介 一貫して「陸軍悪玉、海軍善玉」史観を批判、日本の敗戦の真相を追求してきた著者の集大成。ミッドウェー海戦から、太平洋戦争敗戦により帝国海軍が消滅するまでを描き、世界で最も臆病だった帝国海軍の姿に迫る。
要旨 日露戦争で陸軍と海軍が並列対等になって以降、海軍はひたすら自己拡大の道を歩み始める。アメリカを仮想敵国imaginary enemyとすることで、それに見合うだけの艦隊増強を推し進めたはいいが、日米戦争の可能性などまるで考えていなかった。そのため、真珠湾攻撃は、ほとんどまともな作戦すらない行き当たりばったりの戦闘だった。その結果、ミッドウェーでは惨敗を喫する。その後のガダルカナル、ニューギニアの戦闘では、必要な物資輸送もせず、敵の後方兵站ルートの破壊もしなかった。レイテ沖海戦では、栗田艦隊が信じられない敵前逃亡もしている。要は、海軍は「艦隊保全主義」という前時代的な妄想にとりつかれ、まともな戦いなどすることもなく、広い太平洋でいつも戦場から逃げ回っていただけなのである。それを誤魔化し、嘘の上塗りを繰り返し、陸軍に犠牲を強いて、そして日本は戦争に負けてしまった。これが、わが国が300万人の人命を失い、国土を焦土と化したあの戦争の紛れもない真実である。
目次 第8章 太平洋戦線の拡大;第9章 インド洋を棄てた愚かさ;第10章 ガダルカナルの戦い;第11章 米軍の本格反攻始まる;第12章 絶対国防圏の崩壊;第13章 太平洋方面の戦線崩壊;第14章 マリアナ沖海戦;第15章 大陸の戦い;第16章 フィリピンの戦い;第17章 硫黄島の戦い;第18章 沖縄の戦い
ISBN(13)、ISBN    4-334-93388-2
書誌番号 1106052843
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1106052843

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中央 書庫 397.2/66/2 一般書 利用可 - 2039204501 iLisvirtual