脳・意味・文法・進化 --
レイ・ジャッケンドフ /〔著〕, 郡司隆男 /訳   -- 岩波書店 -- 2006.7 -- 23cm -- 572p

資料詳細

タイトル 言語の基盤
副書名 脳・意味・文法・進化
著者名等 レイ・ジャッケンドフ /〔著〕, 郡司隆男 /訳  
出版 岩波書店 2006.7
大きさ等 23cm 572p
分類 801
件名 言語学
注記 Foundations of language./の翻訳
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【ジャッケンドフ】マサチューセッツ工科大学で言語学を学ぶ。71~2005年ブランダイス大学言語学教授。2005年よりタフツ大学哲学教授。自然言語の意味 概念理論、統語 語彙理論、心の機構、生成音楽理論、意識、社会認知という幅広い関心分野をもつ。
内容紹介 音韻論、統語論、意味論がともに生成的であるという並列機構を提案。言語処理、言語獲得、言語使用、空間認知、神経科学などとの豊かな相互作用を生み出し、人間の本質に迫る言語研究への道をひらく。
要旨 伝統的な生成文法では統語論だけが生成的であると仮定しているが、それに対してジャッケンドフは本書で、音韻論、統語論、意味論が同様に生成的であるという並列機構を提案する。そして、生成的な各部門はたがいにインターフェース部門を介してコミュニケーションをとり、語彙項目がそのインターフェースの一部として重要な役割を果たすと論じる。さまざまな異なる立場の言語理論に含まれる洞察も取り込んだこの枠組みは、言語処理、言語獲得、言語使用、空間認知、社会認知、進化心理学、神経科学などとの実り多い相互作用を生み出し、言語研究が人間の本質を明らかにするという、かつて多くの人が生成文法に対して抱いた期待に応えるものであると言えよう。
目次 第1部 心理・生物学的基盤(言語構造の複雑さ;心的現象としての言語;組み合わせの性質;普遍文法);第2部 機構的基盤(並列機構;語彙的格納対オンラインの構築;処理への示唆;機構に対する進化論的見方);第3部 意味・概念的基盤(心的活動としての意味論;指示と真理;語彙意味論;句の意味論;むすびのことば)
ISBN(13)、ISBN    4-00-022758-0
書誌番号 1106053485

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 801/347 一般書 利用可 - 2043809175 iLisvirtual
中央 書庫 801/290 一般書 利用可 - 2037197753 iLisvirtual