ダグラス・ラミス /著   -- 平凡社 -- 2006.8 -- 20cm -- 174p

資料詳細

タイトル 憲法は、政府に対する命令である。
著者名等 ダグラス・ラミス /著  
出版 平凡社 2006.8
大きさ等 20cm 174p
分類 323.14
件名 憲法-日本
著者紹介 1936年サンフランシスコ生まれ。カリフォルニア大学バークレー本校卒。専門は政治学。60年海兵隊員として沖縄に駐留。61年除隊。80年津田塾大学教授。2000同大学を退職。現在は沖縄を拠点とし、執筆や講演などを中心に活躍している。
内容紹介 憲法は、政府や国会議員が従うルールである。しかし最近、憲法を国民生活の規範にしようとする勘違いが横行している。そもそも憲法とは何か。なぜ憲法に対する誤解がまかり通るのか。その根源から問い直す。
要旨 日本国憲法が決めているのは、政治政策決定システムだけではない。「政府」とは何か、「政府」と「国民」とがどのように関係しているか、「市民社会」、「人権」、「平等」、「政治活動」、「国の安全保障」などが描かれている。そして日本国憲法は、もちろん「理想郷」を構成する憲法ではなく、弱点、批判するべきところもある。ただ、読者のアイデンティティの一側面が「市民」である以上、そのアイデンティティは憲法に密接に結びついている。つまり、「憲法なんて、私は関係ないよ」といえる国民はいない。そのことをわかっていただければ、著者としては満足である。
目次 第1章 憲法が国のかたちや人びとの生活を決める;第2章 国民には、憲法に従う義務があるか;第3章 前文の「われら」とは、誰のことか;第4章 日本国憲法は、誰が誰に押しつけた憲法なのか;第5章 押しつけられた第九条と安保条約の意味;第6章 人権条項は誰のためにあるのか;第7章 思想・表現・言論の自由はなぜ必要か;第8章 平等のさまざまな意味;第9章 政治活動は市民の義務である;第10章 政教分離はなぜ必要なのか;第11章 憲法の原則を変えることは、もはや「改正」ではない
ISBN(13)、ISBN    4-582-70263-5
書誌番号 1106057272

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中央 書庫 323.1/729 一般書 利用可 - 2037269010 iLisvirtual