徹底討論!バックラッシュ -- 青弓社ライブラリー --
若桑みどり /〔ほか〕編著   -- 青弓社 -- 2006.8 -- 19cm -- 307p

資料詳細

タイトル 「ジェンダー」の危機を超える!
副書名 徹底討論!バックラッシュ
シリーズ名 青弓社ライブラリー
著者名等 若桑みどり /〔ほか〕編著  
出版 青弓社 2006.8
大きさ等 19cm 307p
分類 367.2
件名 婦人問題
注記 年表あり
著者紹介 1935年生まれ。ジェンダー文化研究所長、千葉大学名誉教授。専攻はジェンダー美術史。著書に「戦争とジェンダー」「お姫様とジェンダー」「象徴としての女性像」「戦争がつくる女性像」など。
内容紹介 「「ジェンダー」概念を話し合うシンポジウム」を基に編集された、「ジェンダー」を考えるための本。性教育や図書館の蔵書などへのでっち上げも含めたバックラッシュの反動性を批判し、ジェンダー概念の深化を探る。
要旨 男女平等や性の自己決定、それらを支える社会制度の設計を推進してきた概念であるジェンダーに対して、誤解や曲解に基づく攻撃=バックラッシュが全国で巻き起こっている。「男らしさ/女らしさ」を基盤に、性別役割の非対称な権力構造を固定化させるのが狙いである。これに反撃するシンポジウムには、江原由美子や井上輝子、若桑みどりら研究者を筆頭に、学校教員・弁護士・政治家・女性団体・市民が集まり、バックラッシュの現状を報告しあい、概念としてのジェンダーをめぐる徹底討論がおこなわれた。その成果をもとに、上野千鶴子や鶴田敦子、加納実紀代、舘かおるらも寄稿し、バックラッシュの反動性を批判し、ジェンダー概念の深化をさぐる。
目次 「渦中の人」から;第1部 「ジェンダー」をめぐるポリティクス(ジェンダー概念の有効性について;「ジェンダー」「ジェンダーフリー」の使い方、使われ方;バックラッシュの流れ―なぜ「ジェンダー」が狙われるのか;「現場」からの声;言葉を力に―市民と行政と学界のはざまで;ことばは生きている、あるいは、よろよき相互理解のために);第2部 「ジェンダー」の何が問題なのか―3.25シンポジウム全体討議;第3部 バックラッシュに抗うまなざし(フェミニストの一部がどうしてジェンダーフリー概念を避けるのか;トランスジェンダーからの撹乱的問いかけ、ジェンダー概念再考;ジェンダーフリー・バッシングと「日本の伝統」;ジェンダーフリー教育が意図したもの;「国家とジェンダー」を問う;学習・思想をめぐる市民と行政)
ISBN(13)、ISBN    4-7872-3262-2
書誌番号 1106058959

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 367.2/1175 一般書 利用可 - 2037288228 iLisvirtual