古代ギリシャのスキャンダラスな裁判騒動 --
デブラ・ハメル /著, 藤川芳朗 /訳   -- 草思社 -- 2006.8 -- 20cm -- 278p

資料詳細

タイトル 訴えられた遊女ネアイラ
副書名 古代ギリシャのスキャンダラスな裁判騒動
著者名等 デブラ・ハメル /著, 藤川芳朗 /訳  
出版 草思社 2006.8
大きさ等 20cm 278p
分類 322.3
件名 裁判-ギリシア(古代) , 遊女
注記 Trying Neaira./の翻訳
注記 文献あり 年表あり 索引あり
著者紹介 【ハメル】ジョン・ホプキンス大学で西洋古典学を学ぶ。1992年以降、エール大学ならびにウェスリーアン大学で非常勤講師、客員助教授として、ギリシャ語、ラテン語、古代史などを担当。
内容紹介 紀元前4世紀のアテナイで争われた裁判記録をもとに、遊女制度や裁判制度など、当時の社会生活を甦らせた歴史研究の傑作。たぐいまれな一女性の生涯を辿り、訴訟中毒社会といわれた古代アテナイの日常を再現する。
要旨 紀元前4世紀、ギリシャの都市国家コリントスで、捨て子だったネアイラは、奴隷身分ながら、美貌の遊女となった。身請けされたのち、首尾よく自由身分を得たネアイラは、弁論家ステパノスに見初められ、いっしょにアテナイで暮らしはじめる。それから30年、ステパノスにたびたび告訴されて苦汁を飲まされていた論客アポロドロスは、彼への復讐のために、2人の結婚は違法だと、ネアイラを法廷へと引きずり出した。職業裁判官も弁護士も不在のなか、市民から選ばれた501人の陪審員を前に虚実皮膜の弁舌を振るうアポロドロス。ネアイラは違法な結婚をしたと評決されて再び奴隷身分に突き落とされ、ステパノスは高額の罰金を払うことになるのか。それともアポロドロスが敗訴して罰を受けるのか。たぐいまれな一女性の生涯をたどり、訴訟中毒社会といわれた古代アテナイの日常を再現する。
目次 第1部 遊女として生きる(女将ニカレテの遊女屋;女奴隷ネアイラの所有者とそのほかの愛人たち);第2部 ステパノスと子供たち(古代アテナイにおける男児と市民権;ステパノス、一家の養い手にして闘う男;パノの最初の結婚;一家の客と既婚の男たち);第3部 裁判とその前史(私闘;脇役たち;ネアイラの裁判)
ISBN(13)、ISBN    4-7942-1518-5
書誌番号 1106059784

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 322.3 一般書 利用可 - 2037312099 iLisvirtual
都筑 公開 Map 322 一般書 利用可 - 2037293450 iLisvirtual