Contemporary writers --
アルベール・コーエン /著, 紋田廣子 /訳   -- 国書刊行会 -- 2006.9 -- 20cm -- 443p

資料詳細

タイトル 選ばれた女 1
シリーズ名 Contemporary writers
著者名等 アルベール・コーエン /著, 紋田廣子 /訳  
出版 国書刊行会 2006.9
大きさ等 20cm 443p
分類 953
注記 Belle du seigneur./の翻訳
著者紹介 【コーエン】1895年コルフ島生まれ。ジュネーヴ大学法学部で学ぶ。1919年スイス国籍取得。24年「ラ・ルヴュー・ジュイヴ」編集に携わる。39年ユダヤ機関の政治局顧問。49年国連を、51年国際労働事務局を辞し、作家生活に戻る。アカデミー・フランセーズ小説大賞受賞。
内容紹介 ホロコースト前夜のヨーロッパ・国際連盟を舞台に、「選ばれた女」アリアーヌとユダヤ人高官ソラルの熱情の恋愛と悲劇が、ナチスの迫害を影に描かれる究極の大河恋愛小説。アカデミー・フランセーズ小説大賞受賞作。
要旨 1930年代なかばのスイス・ジュネーヴ。国際連盟事務次長の要職にあるギリシア・ケファリニア島生まれのユダヤ人ソラルと、大貴族ドーブル家の血筋を引く完璧な美女アリアーヌ。抜群の政治センスと類稀なる美貌とでその地位を築いたソラルは、社交界の貴婦人たちを虜にする現代のドン・ファンであり、ブラジルのレセプションで見初めたアリアーヌにも危険な恋を仕掛ける。「一つ賭をしませんか。もし三時間以内にあなたが恋に落ちなかったら、あなたのご主人を部長に任命しましょう」。ホロコーストの暗雲忍び寄るヨーロッパで、死の予感を秘めながら繰り広げられる反時代的な恋愛劇。人間の愛と欲を赤裸々に描いたその物語を縦糸に、アリアーヌの夫アドリアン・ドゥームが国際連盟で過ごす怠惰な一日、アドリアンの養母アントワネットのスノビスム、ドゥーム家の人々がソラルを招待するディナーの準備、国際連盟情報部長が開くカクテル・パーティー、女中マリエットのモノローグ、ソラルの故郷からきた5人の親類の狂騒など、魅力的なエピソードが織り込まれ、二人の恋は運命の深みへとはまっていく…。アカデミー・フランセーズ小説大賞受賞の恋愛大河小説。
ISBN(13)、ISBN    4-336-04755-3
書誌番号 1106069033
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1106069033

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