Webは本当に進化しているのか? -- Kobunsha paperbacks --
コモエスタ坂本 /著   -- 光文社 -- 2006.10 -- 19cm -- 253p

資料詳細

タイトル 低度情報化社会
副書名 Webは本当に進化しているのか?
シリーズ名 Kobunsha paperbacks
著者名等 コモエスタ坂本 /著  
出版 光文社 2006.10
大きさ等 19cm 253p
分類 007.3
件名 情報化社会
注記 並列タイトル:Ultra low-level information society
著者紹介 1965年東京生まれ。88年上智大学文学部卒。坂本プロジェクト代表。ITクリエイター兼フリージャーナリスト。現在、All Aboutで「野球・メジャーリーグ」ガイドを務める。ウェブサイトPortal Comoesta運営中。
内容紹介 「意味のない戸籍の電子化」など、すべてITをはき違えてしまった日本が直面している現実だ。低レベルな情報が社会を劣化させてることを指摘し、これからの情報化社会を生き抜くためのヒントを示す。
要旨 インターネットにはゴミ情報しかないと言われたのは、もはや過去の話だ。現在のネットは、学術機関などのデータベースが充実し、宝の山となっている。しかし、その宝を使える人間はどこにもいない。なぜなら、IT技術の進歩で情報爆発が起きた結果、何が重要で必要な情報なのか、誰も判断できなくなってしまったからだ。個々人は自分の理解できる情報(つまりレベルの低い情報)だけに手を出し、簡単に充足してしまう。ジャンク情報だけでお腹いっぱいだから、もはやレベルの高い情報の存在には気づかない。そしてゴミのような意見をブログで公表し、さらにジャンク情報は増殖していく。ネットはレベルの低い同類同士の交信を加速させ、情報のぬるま湯に浸った低レベル人間を大量に作り出してしまった。つまり、Webは進化どころか、明らかに退化しており、そして社会そのものも劣化させているのである。
目次 1 あふれかえるジャンク情報に溺れゆく人々;2 mixiと2ちゃんねるが加速させる「エンドレス・コミュニティ」;3 踊るホリエモンと踊らされるライブドア;4 ケータイという名の支配ツール;5 たかがGoogle、あるいはWeb2.0というイカサマ;6 「のまネコ」と「暗黒スプー」が溶かし込んだ著作権;7 韓国「オーマイニュース」で実現した「低度化先進国」への一番乗り;8 「ハイパー高度情報」で、低度情報化社会を突き抜けろ
ISBN(13)、ISBN    4-334-93392-0
書誌番号 1106075123

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 007.3/1033 一般書 利用可 - 2037813462 iLisvirtual