成田龍一 /著   -- 青土社 -- 2006.11 -- 20cm -- 262p

資料詳細

タイトル 「大菩薩峠」論
著者名等 成田龍一 /著  
出版 青土社 2006.11
大きさ等 20cm 262p
分類 910.268
個人件名 中里 介山
著者紹介 1951年大阪市生まれ。早稲田大学大学院文学研究科後期課程修了。専攻は近現代日本史。現在、日本女子大学人間社会学部教授。
内容紹介 日露戦争後から太平洋戦争直前まで書き継がれた「大菩薩峠」には、“大日本帝国”の全てが書き込まれていた。暴力、ジェンダー、ユートピアなど現代思想の最先端を踏まえ、気鋭の歴史家がこの国民的大河小説に挑む。
要旨 そこにはすべてが書かれていた。日露戦争後から太平洋戦争直前まで書き継がれた『大菩薩峠』には、“大日本帝国”のすべてが書き込まれていた。暴力、ディアスポラ、ポストコロニアル、ジェンダー、ユートピア…現代思想の最先端をふまえ、気鋭の歴史家が国民的大河小説に挑む。
目次 「帝国」を描く文学;パッと血煙が立つと見れば―描き出される「近代」と「帝国」の暴力1;何故に我々は生きていなけりゃならねえのか―描き出される「近代」と「帝国」の暴力2;行きて帰らぬ死出の旅―流謫(ディアスポラ)の人びと1;故郷なんぞへ帰って落着けるものではない―流謫(ディアスポラ)の人びと2;幾百人の男女が市中を押廻って―民衆的世界と「近代」、および「帝国」1;「ファッショ」「ファッショ」「ファッショ」―民衆的世界と「近代」、および「帝国」2;白骨…そんな温泉はこの近所にはございませんよ―ユートピアとディストピア1;わたしの理想国では我侭というものが無いのです―ユートピアとディストピア2;「貞操」というものが、手前勝手なものだって…―ジェンダーとセクシュアリティ1;あれが八億四千の陰虫というものだよ―ジェンダーとセクシュアリティ2;歴史小説としての『大菩薩峠』
ISBN(13)、ISBN 978-4-7917-6303-0   4-7917-6303-3
書誌番号 1106075222
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1106075222

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