ジャック・ラカン /〔著〕, ジャック=アラン・ミレール /編, 小出浩之 /訳, 鈴木國文 /訳, 菅原誠一 /訳   -- 岩波書店 -- 2006.10 -- 22cm -- 328p

資料詳細

タイトル 対象関係 下
著者名等 ジャック・ラカン /〔著〕, ジャック=アラン・ミレール /編, 小出浩之 /訳, 鈴木國文 /訳, 菅原誠一 /訳  
出版 岩波書店 2006.10
大きさ等 22cm 328p
分類 146.1
件名 精神分析
注記 La relation d’objet./の翻訳
著者紹介 【ラカン】1901~81年。パリ生まれ。パリ大学で精神医学を修め、主にパラノイアを研究。フランスの精神分析家。64年にはパリ・フロイト派を創設し、その後のフランス精神分析の隆盛に決定的な役割を果たす。主著に「エクリ」。
内容紹介 精神分析的な知の可能性を拓き、主体の成立という問題に新たな理解の視座を提供したラカン。本巻ではフロイトの「ハンス症例」を例に、上巻の議論が幼児期神経症の力動の中でどのように捉えられるかを詳述する。
要旨 本書では、フロイト精神分析理論の根幹をなす「象徴界」「想像界」「現実界」という区分に沿って対象を捉えることで、欲望の形成と対象の成立がどのように関わるのかについて考察。エディプス・コンプレックスや去勢コンプレックスなど、必ずしも十分理解されていないフロイトの概念について平易に解説。「対象a」という中後期ラカン理論における最重要概念を理解する上で必須の前提となる議論を展開。下巻では、フロイトのいわゆる「ハンス症例」、すなわち「ある5歳児の恐怖症分析」を取り上げ、上巻の議論が幼児期神経症の力動の中でどのように捉えられるのかを詳述する。
目次 エディプス・コンプレックスについて;去勢コンプレックスについて;シニフィアンを現実界へ;神話は何の役に立つのか;神話はどのように分析されるのか;シニフィアンと機知;二つの回路;置換;変形;母のパンツと父親不在;ゴム製論理の試み;「女なしで私に子供が与えられます」;ハンス・フェティッシュから鏡の中のレオナルドへ
ISBN(13)、ISBN    4-00-023773-X
書誌番号 1106077715

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中央 書庫 146.1/308/2 一般書 利用可 - 2043433809 iLisvirtual