講談社現代新書 --
黒井千次 /著   -- 講談社 -- 2006.11 -- 18cm -- 232p

資料詳細

タイトル 老いるということ
シリーズ名 講談社現代新書
著者名等 黒井千次 /著  
出版 講談社 2006.11
大きさ等 18cm 232p
分類 367.7
件名 老人
注記 文献あり
著者紹介 1932年東京生まれ。東京大学経済学部卒。作家。日本芸術院会員。谷崎潤一朗賞、読売文学賞、毎日芸術賞、日本芸術院賞などを受賞。主な著書に「時間」「春の道標」「五月巡歴」「群棲」「石の話」「一日夢の柵」など、現代新書に「働くということ」がある。
内容紹介 老いとは、老人の抱える課題であるとともに、若い人にとっての宿題でもある…文芸・映画・演劇などに描かれた様々な老いの形を通して、人間にとってより深い領域へと進む可能性を秘める「老い」を探求する。
要旨 これまでにない長い老後を生きる時代が到来した現代、人は老いとどのように向き合えばいいのか。さりげない表現の中に現代日本人の老いを描く幸田文。老いの悲惨な側面から目を逸らさず生きた耕治人。島崎藤村が綴る老後の豊富さと老いることの難しさ。伊藤整が光を当てた老いの欲望と快楽。伊藤信吉が記す九十代の老年詩集…。文学作品・映画・演劇に描かれたさまざまな老いの形をとおして、現代に生きる者にとっての“老い”の意味と可能性を追究する。
目次 老いの長さ・老いる場所;古代ローマの老い―キケロー『老年について』をめぐって;二十世紀イギリスの老い―E.M.フォースター「老年について」の発想;老いの伝承―深沢七郎「楢山節考」の伝えるもの;老いと時間―「ドライビング・ミス・デイジー」の場合;老いの年齢―マルコム・カウリー『八十路から眺めれば』の示唆;老いの形―幸田文の随筆から;老いの現在・老いの過去―映画「八月の鯨」の表現するもの;老いと病―耕治人の晩年の三作より;老いの完了形と老いの進行形―芥川龍之介「老年」、太宰治『晩年』の視点;老いる意志―島崎藤村の短文から;老いと性―伊藤整『変容』の問題提起;老いの温もり―萩原朔太郎のエッセイと伊藤信吉の老年詩集から;老いのまとめ
ISBN(13)、ISBN    4-06-149865-7
書誌番号 1106081831

所蔵

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瀬谷 公開 Map 367.7 一般書 利用可 - 2037900675 iLisvirtual