中野等 /著   -- 吉川弘文館 -- 2006.12 -- 22cm -- 389,7p

資料詳細

タイトル 秀吉の軍令と大陸侵攻
著者名等 中野等 /著  
出版 吉川弘文館 2006.12
大きさ等 22cm 389,7p
分類 210.49
件名 朝鮮の役
注記 索引あり
著者紹介 1958年福岡県生まれ。85年九州大学大学院文学研究科博士後期課程中退。柳川古文書館学芸員を経て、現在、九州大学大学院比較社会文化研究院教授。主要著書「豊臣政権の対外侵略と太閤検地」「立花宗茂」。
内容紹介 大陸侵攻において、秀吉は前線の諸大名に決定権を与えず、日本からの軍令で指示を出した。軍令が届くまでの時差は、戦局にどのような影響を及ぼしたのか。軍令を分析して戦争の変容を解明、侵攻を体系的に叙述する。
要旨 大陸侵攻において、豊臣秀吉は前線の諸大名に決定権を与えず、日本からの軍令で指示を出した。軍令が届くまでの「時差」は、戦局にどのような影響を及ぼしたのか。軍令を分析して戦争の変容を解明、侵攻を体系的に叙述する。
目次 1 大陸侵攻の始動(九州平定と海外への服属要求―我朝の覚に候間、高麗国王参内の旨、仰せ遣わされ候;「征明」を期して―この度大明国へ御動座);2 侵攻の緒戦(秀吉の名護屋入城―今日、名護屋へ御着座;漢城の陥落と国家拡張計画―大唐都へ叡慮うつし申すべく候;秀吉の渡海見送り―御渡海御延引ならるべき旨、達って言上候);3 戦局の転換(秀吉渡海計画の再編―来春三月、御渡海;軍勢の再編制と戦線の見直し―先手の者共、都へ引き取り候由に候;明使節の来日―大明国より御侘び言申し上げ);4 講和交渉の推移(在番体制と秀吉の凱旋計画―九月十日ころに、なこやをたち申すべく候;在番体制の継続―長々在陣辛労に思し召し候;講和交渉をめぐる明国・朝鮮・日本―大明の鈞命に依り、朝鮮国を恕宥せしむ);5 慶長の再派兵(再派兵の軍令―赤国残らず、悉く一篇に成敗申し付け;朝鮮半島への固執―焼き動きにりやうとう境目までも、仰せ付けらるべし;最後の和平工作と将兵の撤退―諸城を引き払い、釜山浦へ相集まり、其れより帰朝あるべき軍)
ISBN(13)、ISBN    4-642-02859-5
書誌番号 1106084292

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 210.4/962 一般書 利用可 - 2037783547 iLisvirtual