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【図書】 諸文明の内なる衝突

ディーター・ゼンクハース ／著, 宮田光雄 ／訳, 星野修 ／訳, 本田逸夫 ／訳   -- 岩波書店 -- ２００６．１１ -- ２０ｃｍ -- ２７２，８ｐ

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タイトル 諸文明の内なる衝突
著者名等 ディーター・ゼンクハース ／著, 宮田光雄 ／訳, 星野修 ／訳, 本田逸夫 ／訳  
出版 岩波書店 ２００６．１１
大きさ等 ２０ｃｍ ２７２，８ｐ
分類 319
件名 国際政治
注記 Ｚｉｖｉｌｉｓｉｅｒｕｎｇ　ｗｉｄｅｒ　Ｗｉｌｌｅｎ．／の翻訳
注記 文献あり　索引あり
著者紹介 【ゼンクハース】１９４０年生まれ。テュービンゲン大学、アマースト大学、フランクフルト大学、ミシガン大学等で政治学、社会学、歴史学、哲学等を修める。ドイツの政治学者・平和研究者。ブレーメン大学名誉教授。８７年国際平和研究賞、９９年ゲッティンゲン平和賞受賞。
内容紹介 いわゆる「文明の衝突」論を、現実の多様性を無視した「文化本質主義」として痛烈に批判。文明内部の政治的、思想的な矛盾、社会的経済的な要因こそが衝突の根底にあることを論証。現代世界の新たな見取り図を提示。
要旨 冷戦後の国際秩序を、文明の本質的相違にもとづく文明間の対立構造として捉えて、近年世界的に大きな議論を呼ぶＳ・ハンチントンの「文明の衝突」論を、現実の多様性を無視したミスリーディングな議論として真っ向から批判。それぞれの文化が内部に抱える大きな政治的・思想的な矛盾、社会的・経済的な要因こそが現代世界における社会的衝突の根底にあることを、具体的な事例を挙げ、さまざまな指標を提示しつつ論証。ハンチントンに代わる、現代世界の体系的学問的かつ現実的な見取り図を提示する。ヨーロッパにおける平和研究の第一人者による、鋭く深い洞察に富む現代政治論。
目次 第１部　多元性と政治化―諸文明にたいするチャレンジ（現代世界における間文明的哲学；振り返ってみることは役立つか―現代中国にたいする古代中国哲学の重要性；宗教改革的な革新のチャンスはあるのか―イスラームと多元主義の挑戦；“出家すること”対公共的秩序―仏教への問い；霊性の多元性から近代的な多元性へ―岐路に立つヒンドゥー教；中間考察）；第２部　諸文明の衝突？（文明の衝突という固定観念；文化的抗争の現実；アジア的価値とそれ以外の価値；中間考察）；第３部　諸文明についてのコミュニケーション（文明間の対話を新たに方向づけるために）
ISBN(13)、ISBN 　　 4-00-023430-7
書誌番号 1106085517

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中央 ４階社会科学 Map 319 一般書 利用可 - 2037813861 iLisvirtual

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