誤った理論は誤った政策を導く --
伊東光晴 /著   -- 岩波書店 -- 2006.11 -- 19cm -- 218p

資料詳細

タイトル 日本経済を問う
副書名 誤った理論は誤った政策を導く
著者名等 伊東光晴 /著  
出版 岩波書店 2006.11
大きさ等 19cm 218p
分類 332.107
件名 日本-経済
著者紹介 1927年生まれ。東京商科大学卒。東京外国語大学、法政大学、千葉大学、京都大学教授を経て、96年より京都大学名誉教授。著書に「ケインズ」「現代に生きるケインズ」「シュンペーター」「経済学を問う」。編著に「岩波現代経済学事典」など多数。
内容紹介 誤った理論にもとづいた誤った政策が、バブルとその後の長期停滞を引き起こした。不況下で進んだ経済格差の拡大、企業経営の変容といった現象に注目しながら、時代の流れに潜む問題を鋭く指摘する。
要旨 バブル崩壊後の長期停滞から抜け出た日本経済。一〇年以上にわたった長期不況の原因を八〇年代末のバブル期まで遡って考察し、その全体像を描き出す。長引く不況のさなかに深刻化した経済格差の拡大、財政破綻、日本型経営の崩壊…。政府はいま何をなすべきなのか。経済理論と現実経済を架橋し、市民のための提言を行なう。
目次 第1章 時流に抗して(「回転ドア」とアメリカ社会の新しい階級;カリフォルニア電力危機に学べ;郵政民営化論議―アメリカ、ドイツ、イギリス、そして日本;ステイクホルダー・カンパニーとストックホルダー・カンパニー;成長なき安定・繁栄は可能か);第2章 九〇年代不況の前奏曲―金融政策の転換・投機とその崩壊(安定の二〇年から不安定の二〇年へ;銀行の経営基礎の動揺;巨額のキャピタル・ロスをもたらした投機);第3章 「失われた二〇年」を検証する(日本経済の現在;九〇年代不況に関する諸説の検討;有効な政策はなかったのか);第4章 「失われた二〇年」の帰結(財政破綻と再分配機能の喪失;所得格差の拡大;戦後労働政策の崩壊;高齢化にいかに対処するか);終章 企業経営はこれでよいか
ISBN(13)、ISBN    4-00-024243-1
書誌番号 1106086087
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1106086087

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