朝日選書 --
若宮啓文 /著   -- 朝日新聞社 -- 2006.12 -- 19cm -- 352,6p

資料詳細

タイトル 和解とナショナリズム
シリーズ名 朝日選書
著者名等 若宮啓文 /著  
出版 朝日新聞社 2006.12
大きさ等 19cm 352,6p
分類 319.102
件名 日本-対外関係-アジア-歴史-昭和時代(1945年以後)
注記 『戦後保守のアジア観』(1995年刊)の新版
注記 年表あり 索引あり
著者紹介 1948年東京生まれ。70年朝日新聞記者となり、横浜・長野支局を経て75年から長く政治・外交を取材。この間、韓国の延世大韓国語学堂に留学、米国のブルッキングス研究所で客員研究員。2002年から論説主幹。
内容紹介 「アジアの中の日本」という自画像をはっきり描けない現実の裏には、和解と反発の間を揺れ動く戦後政治の姿があった。吉田・岸から小泉・安倍までを綿密に検証し、日本のアジア政策を丹念に読み解いた新版。
要旨 謝罪の決定版というべき「村山談話」から10年以上―。大きく進んだアジアとの和解の針を一気に巻き戻したのは、小泉首相が繰り返す靖国参拝だった。隣国で高揚する民族感情とも刺激し合いながら、頭をもたげるナショナリズム。戦後60年が過ぎても「アジアの中の日本」という自画像をはっきり描けない現実の裏には、和解と反発の間を揺れ動く戦後政治の煮え切らない姿があった。日本の政治は戦後、アジアとどう向き合ってきたのか。そして今後どう向き合って行くのか。本書では、戦後政治の基礎をつくった吉田・岸から小泉・安倍までを綿密に検証し、日本のアジア政策を丹念に読み解いていく。好評の旧著『戦後保守のアジア観』(1995年刊)に徹底加筆、再構成して戦後政治を解説した決定版テキスト。
目次 第1章 和解と反発のメカニズム(二〇〇六年十月八日;ナショナリズムの復権;「自由と民主主義」対「道徳性」 ほか);第2章 分析・戦後政治史とアジア観(岸信介を許した東京裁判;吉田茂の戦前・戦後;脱亜と大東亜の源流 ほか);第3章 もう一つの戦後史(追跡・葬られた謝罪―「伊藤博文の過ち」;妄言と謝罪の政治史;検証・天皇訪中が決まるまで ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-02-259911-1
書誌番号 1106088834
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1106088834

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 319.1/1192 一般書 利用可 - 2037844821 iLisvirtual