現代インドで〈周辺〉を〈境界〉に読み替える --
関根康正 /著   -- 世界思想社 -- 2006.12 -- 22cm -- 355p

資料詳細

タイトル 宗教紛争と差別の人類学
副書名 現代インドで〈周辺〉を〈境界〉に読み替える
著者名等 関根康正 /著  
出版 世界思想社 2006.12
大きさ等 22cm 355p
分類 162.25
件名 宗教-インド , 社会的差別
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1949年生まれ。東京工業大学工学部卒。東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了。ロンドン大学SOAS大学院博士課程修了。現在、日本女子大学人間社会学部・大学院人間社会研究科教授。専門:社会人類学・南アジア社会論。
内容紹介 「異文化理解」から「他者了解」へ。現代インド社会における宗教対立・紛争のメカニズムを考察、信仰生活の現場に密着した視点から「生きられた宗教」の融合力に注目することによって、排他性の溶解の可能性を示す。
要旨 「異文化理解」から「他者了解」へ。現代インド社会における宗教対立・紛争のメカニズムを考察し、信仰生活の現場に密着した視点から、「生きられた宗教」の融合力に注目することによって、排他性の溶解の可能性を提示する。
目次 「他者了解」という現代人類学の課題;第1部 宗教紛争の歴史と現在―宗教の排他性の発現(植民地主義の遺産―セキュラリズム(政教分離主義)とコミュナリズム(宗教対立主義)という難題;近代開発主義の閉塞―経済自由化とコミュナリズム;都市祭礼の創出とコミュナリズム言説―「拡張された宗教」としての暴力);第2部 庶民宗教の実相―生活宗教にみる融合力(生活世界の信仰から見直すコミュナリズム現象―女神崇拝とダルガー崇拝の信仰現場から;「宗教空間」としての歩道空間―チェンナイ市の「歩道寺院」の盛衰);第3部 他者了解の人類学的作法―紛争と差別の「周辺」と「境界」(「不可触民」研究の対話作法―「不可触民」はどこへ行ったか?;異文化理解から他者了解へ―他者を自分のように語れないか?)
ISBN(13)、ISBN    4-7907-1219-2
書誌番号 1106088872

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 162.2/55 一般書 利用可 - 2037881166 iLisvirtual