外国人・居留民・市民 --
セイラ・ベンハビブ /〔著〕, 向山恭一 /訳   -- 法政大学出版局 -- 2006.12 -- 20cm -- 252p

資料詳細

タイトル 他者の権利
副書名 外国人・居留民・市民
著者名等 セイラ・ベンハビブ /〔著〕, 向山恭一 /訳  
出版 法政大学出版局 2006.12
大きさ等 20cm 252p
分類 321.1
件名 権利
注記 The rights of others./の翻訳
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【ベンハビブ】イスタンブール出身。現在、イェール大学の政治学・政治哲学教授。討議倫理学を応用したフェミニズム、多文化主義の研究で近年注目されている。全米教育者協会年間最良図書賞、北米哲学会賞、アメリカ政治学会ラルフ・バンチ賞受賞。
内容紹介 他者を政体に編入するための原理と実践に焦点を当て、ある者を成員、他の者を外国人と定義してきた近代以降の政治共同体の境界線を考察。2004年度北米哲学会、05年度アメリカ政治学会ラルフ・バンチ賞受賞。
要旨 国家主権が揺らいでいる今日の世界において、これまでの市民資格の制度が解体されるとともに、新しい成員資格の様態も現われつつある。かつてカントによって提示された道徳的普遍主義とコスモポリタン的連邦主義や、アレントの「権利をもつ権利」、ハーバーマスの討議倫理の構想を受け継ぎながら、著者ベンハビブは「他者の権利」をめぐる規範的な議論を展開する。本書は、外国人やよそ者、移民や難民、亡命者などの他者を政体に編入するための原理と実践に焦点をあて、ある者は成員、ほかの者を外国人と定義してきた近代以降の政治共同体の境界線を問いなおす。本書は、2004年度北米哲学会賞、2005年度アメリカ政治学会ラルフ・バンチ賞を受賞。
目次 序論;1 歓待について―カントのコスモポリタン的権利の再読;2 「権利をもつ権利」―国民国家の矛盾をめぐるハンナ・アレント;3 “諸国民の法”、配分的正義、移住;4 市民資格の変容―ヨーロッパ連合;5 民主的反復―ローカルなもの、国家的なもの、グローバルなもの;結論―コスモポリタン的連邦主義
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-62206-9   4-588-62206-4
書誌番号 1106093530
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1106093530

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