田中宏 /編, 板垣竜太 /編   -- 岩波書店 -- 2007.1 -- 19cm -- 143p

資料詳細

タイトル 日韓新たな始まりのための20章
著者名等 田中宏 /編, 板垣竜太 /編  
出版 岩波書店 2007.1
大きさ等 19cm 143p
分類 319.1021
件名 日本-対外関係-韓国
著者紹介 【田中】1937年生まれ。一橋大学大学院経済学研究科修士課程修了。現在、龍谷大学経済学部教授。専攻は、日本アジア関係史
内容紹介 「嫌韓流」現象とは何か。日韓関係や在日コリアンをめぐるそれらの言説を多角的・批判的に分析するとともに、開かれた日韓関係と日本社会をつくるために、今こそ知っておかなくてはならない歴史の見方を提供する。
要旨 近年、インターネットなどで排外主義・人種主義が拡がっている。それは、日韓関係や在日朝鮮人をめぐる「嫌韓」意識として表れている。このような“嫌韓流”現象を多角的・批判的に分析するとともに、日本人とコリアンが新しい関係をつくるための手がかりとなる“思考の糧”と“歴史の見方”を提供する。「“嫌韓流”の解剖ツール」「マンガ表現から見た“嫌韓流”」「植民地支配は朝鮮を豊かにしたか」「朝鮮人強制連行はなかったのか」「参政権は「国民固有の権利」か」「在日コリアンに対する差別はなくなったのか」「韓国の「過去清算」はどうなっているか」「過去に向き合うことは「自虐史観」か」等20章。
目次 第1部 “嫌韓流”現象を読み解く(“嫌韓流”の解剖ツール;マンガ表現から見た“嫌韓流”―キャラクター操作を通じてのレイシズム);第2部 日本の朝鮮植民地支配をめぐって(韓国併合は朝鮮人が望んだものか;植民地支配は朝鮮を豊かにしたか;日本人と朝鮮人は平等だったか;日本人はハングルを広めたか;創氏改名とは何だったのか;朝鮮人強制連行はなかったのか;「慰安婦」制度は犯罪ではなかったのか);第3部 在日コリアンと日本社会(朝鮮人は戦前、どのように来日し、生活してきたか;「解放された」在日朝鮮人は戦後をどう迎えたのか;参政権は「国民固有の権利」か;他民族共生社会のなかで民族学校をどう考えたらよいか;在日コリアンに対する差別はなくなったのか);第4部 戦後の日韓関係について(戦後の日韓関係をどのように考えたらよいのか;日韓条約で植民地支配は清算されたか;竹島問題はどう考えたらよいか;韓国の「過去清算」はどうなっているのか;韓国は「反日」一色なのか;過去に向き合うことは「自虐史観」か)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-024244-8   4-00-024244-X
書誌番号 1107006760

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 319.1 一般書 利用可 - 2038152001 iLisvirtual
磯子 公開 Map 319.1 一般書 利用可 - 2038176822 iLisvirtual