忘れられた実験物理学者 --
勝木渥 /著   -- 績文堂出版 -- 2007.1 -- 20cm -- 314p

資料詳細

タイトル 曽禰武
副書名 忘れられた実験物理学者
著者名等 勝木渥 /著  
出版 績文堂出版 2007.1
大きさ等 20cm 314p
分類 289.1
個人件名 曽禰武
注記 索引あり
著者紹介 1930年岡山市生まれ。53年名古屋大学理学部卒。信州大学理学部元教授、高千穂商科大学元教授。専門:物理学・物理学史・理論環境学。
内容紹介 本多光太郎の一の弟子であり、黎明期の日本の近代的実験物理学者として多くの研究成果を挙げた曽禰武。若くして胸を病み、やがて研究者の道を棄てたために、長く忘れ去られていたこの実験物理学者の生涯を辿る。
要旨 曽禰武は、本多光太郎の一の弟子であり、黎明期の日本の近代的実験物理学者として多くの見るべき研究成果を挙げたが、若くして胸を病み、やがて研究者の道を棄てたために、後世、茅誠司が折にふれて曽禰の業績に言及していたことをほとんど唯一の例外として、長く忘れ去られていた。
目次 序 著者、おのれの無知を悟り、曽禰武の事績を知ろうと発心する;1 曽禰武、生を享け、長じて物理学への恋愛を覚える;2 一高生曽禰武、本多の知遇を得て、中禅寺湖のセイシの観測に同行する;3 曽禰武、熱海の温泉調査に本多に随行し、米人宣教師一家と相識る;4 曽禰武、東京帝国大学理科大学実験物理学科に入学し、一年落第する;5 曽禰武、本多の助手として東北帝大に赴任し、研究に没入する;6 曽禰武、病をえて物理の研究から遠ざかり、基督教の伝道に携わろうと欲する;7 曽禰武、学士院賞を授けられ、その賞金で自らの教会を開く;8 曽禰武、按手礼を受くるを潔しとせず、教会を閉鎖する;9 曽禰武、開成学園高校長となり、物理の研究を再開する;跋 著者、曽禰武との因縁にさまざまの思いをめぐらす;付録
ISBN(13)、ISBN 978-4-88116-147-0   4-88116-147-4
書誌番号 1107007295
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1107007295

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