カール・ローゼンクランツ /著, 鈴木芳子 /訳・解説   -- 未知谷 -- 2007.2 -- 20cm -- 404p

資料詳細

タイトル 醜の美学
著者名等 カール・ローゼンクランツ /著, 鈴木芳子 /訳・解説  
出版 未知谷 2007.2
大きさ等 20cm 404p
分類 701.1
件名 美学
注記 A¨sthetik des ha¨sslichen./の翻訳
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【ローゼンクランツ】1805年マグデブルク生まれ。ベルリンで神学・哲学・文献学を学んだ後、ハレ大学でヘーゲル哲学を体系的に学ぶ。28年教授資格取得、32年ハレ、33年ケーニヒスベルク大学哲学教授。ドイツの哲学者・美学者、ヘーゲル学派。79年没。
内容紹介 ヘーゲルは美学から醜さを除外した。ローゼンクランツは「美」の対極に「滑稽」を置き、「醜」をその中間の相対的存在として位置づけた…。美学の革新的テーマ「醜」に真正面から取り組んだ、美学の古典的名著。
要旨 都市化、工業化による急激な社会変革、プロレタリアートの台頭、あらゆる社会問題の醜は芸術にも浸透し、真・善・美の統一的美的価値観は危殆に瀕す。「醜」の美学的是認の機は熟した!カント、ヘーゲル、レッシング、ゲーテ、ハイネ、シェイクスピア、ヴォルテール、ラファエロ、ブリューゲル、カローetc.建築、彫刻、絵画、詩文学、演劇…自然界からギリシア神話、あらゆる芸術ジャンルを厖大な資料のもと古今にわたって検証し美学のなかの「醜」という新たなパラダイムを提示する。1853年、美学の革新的テーマ「醜」に真正面から取り組み後世に多大な影響を及ぼした。閉塞的な現代に生きる我々にいかにして美を見出すことができるかを問う、美学の古典的名著、待望の翻訳。
目次 導入;第1章 形の定まらないもの(無定形;アシメトリー;不調和);第2章 不正確(不正確一般;特殊様式における不正確;個々の芸術における不正確);第3章 歪曲もしくはゆがみ(卑俗なもの;厭わしいもの;カリカチュア);結び
ISBN(13)、ISBN 978-4-89642-181-1   4-89642-181-7
書誌番号 1107010030
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1107010030

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