生存の義務 -- Minerva社会福祉叢書 --
冨江直子 /著   -- ミネルヴァ書房 -- 2007.2 -- 22cm -- 295,19p

資料詳細

タイトル 救貧のなかの日本近代
副書名 生存の義務
シリーズ名 Minerva社会福祉叢書
著者名等 冨江直子 /著  
出版 ミネルヴァ書房 2007.2
大きさ等 22cm 295,19p
分類 369.2
件名 救貧法-日本-歴史
注記 文献あり 索引あり
要旨 戦前日本の救貧は、個人の権利でもなく、国家による恩恵でもなく、シティズンシップにともなう国民の義務、“全体”への参加の義務であった。本書は、1920年代から1940年前後を中心に、救貧をめぐって展開された“言説実践としての政治過程”を分析し、この時期を通じて繰り返された救貧理念―“生存の義務”―の構造と、それが時代を超えて再生産されていく過程を明らかにする。
目次 序章 シティズンシップと日本近代;第1章 問いと視点;第2章 軍事救護法(一九一七年)と「国家」―二つの国家論と二つの権利論;第3章 救護法(一九二九年)と「社会」―義務としての生存権;第4章 救護法の運用と方面委員制度―「社会」に浸透される「国家」;第5章 “戦時革新”の言説(一九三〇年代後半)―人的資源と生産力;第6章 社会事業法(一九三八年)の制定―発展段階論という物語;第7章 母子保護法(一九三七年)の形成―女たちの“公職”;第8章 生存の義務;終章 戦後への問い
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-04773-4   4-623-04773-3
書誌番号 1107012146
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1107012146

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 369.2/2195 一般書 利用可 - 2038275146 iLisvirtual