大塚英志 /著   -- 作品社 -- 2007.3 -- 20cm -- 213p

資料詳細

タイトル 公民の民俗学
著者名等 大塚英志 /著  
出版 作品社 2007.3
大きさ等 20cm 213p
分類 380.1
件名 民俗学-日本-歴史
注記 『「伝統」とは何か』(筑摩書房2004年刊)の改定版
著者紹介 筑波大学第一学群人文学類卒。日本民俗学専攻。神戸芸術工科大学教授。まんが原作者、批評家。批評誌「新現実」主宰。
内容紹介 柳田國男の民俗学の展開を素材とし、この国の近代で「伝統」がいかに創られてしまい、その一方で「公共」がいかに不成立だったのかを考えていく。「愛国心」「教育」問題をめぐる議論の根幹に一石を投じる警世の書。
要旨 日本民俗学の発生から初期の展開をつぶさに検証し、「伝統」なるものの恣意性を鋭く穿つ。「愛国人」「教育」問題をめぐる議論の根幹に一石を投じる警世の書。
目次 序 「伝統」と「公共」の相克―柳田民俗学と教育基本法;第1章 「母性」をめぐる伝統はいかに作られたか(民俗学者は何故、架空の血筋を求めたのか;日本人は母性が強い民族だから母子心中をするのか);第2章 「妖怪」とはいかに語られたか(多民族国家論としての「妖怪」論;植民地帰順論としての「妖怪」論;「幽霊」の国家管理);第3章 「愛国心」は「郷土」と「ムー大陸」へ向かった(「ユダヤ人」から「公民」へ;「郷土人」の気持ちは「外人」にわかるか;ナチズムと民俗学);終章 可能性としての「公民の民俗学」;付論 「重ね撮り」写真とナチス民俗学―「日本民俗学」はいかに創られたか
ISBN(13)、ISBN 978-4-86182-116-5   4-86182-116-9
書誌番号 1107012227

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 380.1/69 一般書 利用可 - 2038280328 iLisvirtual