日本史リブレット --
森下徹 /著   -- 山川出版社 -- 2007.2 -- 21cm -- 101p

資料詳細

タイトル 武家奉公人と労働社会
シリーズ名 日本史リブレット
著者名等 森下徹 /著  
出版 山川出版社 2007.2
大きさ等 21cm 101p
分類 210.5
件名 日本-歴史-江戸時代 , 労働-歴史
注記 文献あり
著者紹介 1963年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。専攻、日本近世史。現在、山口大学教育学部助教授。主要著書「日本近世雇用労働史の研究」「近世瀬戸内海地域の労働社会」「史料を読み解く2近世の村と町」「身分的周縁と近世社会7武士の周縁に生きる」。
内容紹介 家や集団から疎外された人々は労働力販売で日々の糧を得るものがあった。武士たちに付き従った武家奉公人。武士はどのような形で彼らを必要としていたかを手がかりに、近世都市の労働者社会の有り様に迫る。
要旨 身分によって成り立つ近世社会には、家や集団から疎外された人たちもたくさんいた。そのなかに労働力販売で日々の糧を得る者があった。かれらには自身の肉体以外に共同で守るべき所有対象はないし、その労働もだれにでも代替できるものだった。社会の構成原理からは異質な存在ではあったが、それでも当時の社会はかれらの労働を必要とし、むしろそれに依存するものともいえた。その最たるものが武士がかかえた武家奉公人なのである。そのあり方をとおして、近世における労働社会のありようにいささかなりとも迫ってみたい。
目次 身分社会と奉公人;1 武士の役;2 奉公人の調達;3 萩城下の成り立ち;4 周縁部の宿;5 奉公人の結びつき
ISBN(13)、ISBN 978-4-634-54450-5   4-634-54450-4
書誌番号 1107013523

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