フィリピン島嶼部における移動・生業・アイデンティティ --
関恒樹 /著   -- 世界思想社 -- 2007.2 -- 22cm -- 364p

資料詳細

タイトル 海域世界の民族誌
副書名 フィリピン島嶼部における移動・生業・アイデンティティ
著者名等 関恒樹 /著  
出版 世界思想社 2007.2
大きさ等 22cm 364p
分類 389.248
件名 民族-フィリピン
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1968年東京都生まれ。立教大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。日本学術振興会特別研究員、アテネオ・デ・マニラ大学フィリピン文化研究所客員研究員などを経て、現在、広島大学大学院国際協力研究科助手。文化人類学専攻。
内容紹介 不均衡な力の階層構造のもとで、人々はどのような生計戦略をとり、どのようにアイデンティティを構築するのか。ビサヤ諸島の事例を中心に、彼らの日常的実践を描き出し、海域社会研究への新たな視座を提示。〈受賞情報〉大平正芳記念賞(第24回)
要旨 舞台はフィリピン中部のビサヤ諸島。近代性によりもたらされたヘゲモニックな状況のなかで、不均衡な力の階層構造を、したたかに咀嚼しつつ生きる主体のあり方を照射する。
目次 海域世界における日常的実践;第1部 セブアノ漁民の生計戦略の展開(生計戦略の史的展開;生計戦略の今日的動態―季節移動の諸実践;島嶼間ネットワーク構築の諸実践―アモータオハン関係に注目して);第2部 ビサヤ民俗社会における力の観念の諸相とアイデンティティの構築(個に内在する力としてのドゥガンと自己;ダコン・タウォと移動漁民―ダラギット町部エリートの力;守護聖人と移動漁民―ガフムの観念;移動の経験と口頭伝承の生成―精霊の力ガフムとアイデンティティ;海域世界の周縁を生きる人々―カラキの観念をめぐって);日常的実践の人類学にむけて
ISBN(13)、ISBN 978-4-7907-1243-5   4-7907-1243-5
書誌番号 1107014372

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中央 書庫 389.2/201 一般書 利用可 - 2038301910 iLisvirtual