組立型工業化と貿易関係 --
服部民夫 /著   -- 東京大学出版会 -- 2007.3 -- 22cm -- 286p

資料詳細

タイトル 東アジア経済の発展と日本
副書名 組立型工業化と貿易関係
著者名等 服部民夫 /著  
出版 東京大学出版会 2007.3
大きさ等 22cm 286p
分類 332.2
件名 アジア(東部)-経済 , 工業化 , アジア(東部)-貿易
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1947年大阪府生まれ。71年同志社大学文学部卒。アジア経済研究所研究員。同研究所在職中、ソウル大学校、ハーバード大学にて客員研究員。91年東京経済大学経営学部教授。96年同志社大学文学部社会学科教授。現在、東京大学大学院人文社会系研究科教授。
内容紹介 東アジア経済のなかで、日本が果たすべき役割とは。技術の進歩や国際貿易の状況などに規定される各国の工業化の発展パターンを実証的に分析。経済発展の道筋を辿る「組立型工業化論」から東アジア経済の行方を探る。
要旨 中国経済の躍進が伝えられている。韓国経済も1997年末の経済危機を克服して着実な成長を取り戻しつつある。日本経済もバブル崩壊後10年以上をかけてようやく復調しつつある。この間、東アジア3ヵ国間の経済関係は極めて活発化してきた。2004年には韓国の最大の輸出相手先は中国となり、日本でも2005年においては長年輸出先第1位であった米国を抜いて中国が第1位となった。政治関係の冷却を横目に経済関係においてはこの3国間の結びつきは堅固なものとなりつつある。本書はこのような3国間の経済関係、ことに貿易関係が急速に進展したという事実を各国の「工業化の発展パターン」との関連で読み解こうとするものである。
目次 問題意識と本書の課題;1 組立型工業化仮説とそれを可能にした条件(組立型工業化仮説;NC工作機械の発達;韓国企業の中国進出と組立型工業化の進展);2 東アジア貿易関係の特質(東アジア諸国との貿易関係;工業化のパターンから見た日本の韓中台貿易;幸せな共存かあるいは脅威か);アジアの中の日本とその課題
ISBN(13)、ISBN 978-4-13-040229-3   4-13-040229-3
書誌番号 1107020791
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1107020791

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