社会的結合・権力秩序・叛乱 --
二宮宏之 /著   -- 岩波書店 -- 2007.3 -- 22cm -- 386,13p

資料詳細

タイトル フランス アンシアン・レジーム論
副書名 社会的結合・権力秩序・叛乱
著者名等 二宮宏之 /著  
出版 岩波書店 2007.3
大きさ等 22cm 386,13p
分類 235.05
件名 アンシャン・レジーム
注記 索引あり
著者紹介 1932年生まれ。東京大学文学部卒。フランス社会史専攻。東京外国語大学、フェリス女学院大学などで研究・教育に当たる。2006年歿。著書として「マルク・ブロックを読む」「全体を見る眼と歴史家たち増補版」「歴史学再考-生活世界から権力秩序へ」ほか。
内容紹介 身体性と心性、ソシアビリテ、権力と表象の社会史…。著者が提唱してきた歴史学の方法は、「今」を生きることへの深い洞察から生まれ、フランス史という具体的な場で彫琢されてきた。その研究の軌跡を通観する論集。
要旨 「身体性と心性」「ソシアビリテ」「権力と表象の社会史」―豊かな方法論を提唱して、現代歴史学の革新に寄与しつづけた著者。歴史に対するその深い洞察は、“いま”を生きることの切実な問い直しから生まれ、アンシアン・レジーム期フランス史という具体的なフィールドのなかで彫琢されてきた。パリ近郊フルーリ村の生活を分析した仏語論文の翻訳、ブルターニュの農民叛乱をめぐる「権力の社会史」を描いた論文などの重要論考を集成し、著者の研究の軌跡を通観する初めての論文集。
目次 アンシアン・レジームの国家と社会;第1部 転形期の政治と経済(フランス絶対王政の領域的・人口的基礎;転換期の土地経営における領主・地主・小作関係;領主制の「危機」と半封建的土地所有の形成 ほか);第2部 社会的結合(参照系としてのからだとこころ―歴史人類学試論;結びあうかたち―ソシアビリテ論の射程とその目指すところ);第3部 権力と表象の社会=文化史へ(フランス絶対王政の統治構造;王の儀礼;辺境の叛乱―「印紙税一揆」覚え書)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-024636-1   4-00-024636-4
書誌番号 1107021662

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