二〇世紀イギリス小説にみる主体の所在 --
津久井良充 /編著, 市川薫 /編著   -- 鷹書房弓プレス -- 2007.3 -- 22cm -- 384,4p

資料詳細

タイトル 〈私(わたし)〉の境界
副書名 二〇世紀イギリス小説にみる主体の所在
著者名等 津久井良充 /編著, 市川薫 /編著  
出版 鷹書房弓プレス 2007.3
大きさ等 22cm 384,4p
分類 930.27
件名 小説(イギリス)
著者紹介 【津久井】高崎経済大学教授。
内容紹介 20世紀イギリス小説を取り上げて、私と他者、私と外部、そして私と分身などのような、二元的対立が生じる境界線という場所で見る試み。「私」を取り巻く言葉や人間、社会について考えさせてくれる19論文を収録。
目次 第1部 “私”を求めて―境界を越える作家たち(失語の迷宮―コンラッド『密偵』における「語り」の問題;越境する少女たち―アンジェラ・カーターが語り替えた二つの物語;怪異分身譚をめぐる「私」への恐れ―マージョリー・ボウエン「内なる鏡」を中心に;寡黙の豊穣―カズオ・イシグロの『遠い山なみの光』;越境を拒む者たち―もうひとつの教養小説の系譜);第2部 見失われる“私”―言語意識の転換(言語による修復―イアン・マキューアンの『讀罪』;幻視の海―コンラッド『ナーシサス号の黒人』における「視覚」の問題;ジェイムズ・スティーヴンズの小説『金の甕』―作家としての自立と創作の方向性;破滅に向う芸術家の魂の輝き―『月と六ペンス』再読);第3部 “私”の解体―モダニズムのもたらしたもの(ゆれる意識の網のなかで―ヴァージニア・ウルフとモダニズム;肖像写真とヴァージニア・ウルフ―未完の自伝「過去のスケッチ」を中心に;国家の行方―『ハワーズ・エンド』に変奏される愛と結婚の物語;ジョージ・ムアの小説―『湖』とエグザイルの思想;垂直の時の彼方へ―『フランス海軍大尉の女』の謎を追う);第4部 “私”の変容―ホロコーストの後に(「負の遺産・
ISBN(13)、ISBN 978-4-8034-0495-1   4-8034-0495-X
書誌番号 1107023310

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 930.2 一般書 利用可 - 2038414375 iLisvirtual