生きる場のかたちとその変遷 -- 百の知恵双書 --
宮本常一 /著, 田村善次郎 /編   -- 農山漁村文化協会 -- 2007.3 -- 25cm -- 170p

資料詳細

タイトル 日本人の住まい
副書名 生きる場のかたちとその変遷
シリーズ名 百の知恵双書
著者名等 宮本常一 /著, 田村善次郎 /編  
出版 農山漁村文化協会 2007.3
大きさ等 25cm 170p
分類 383.9
件名 民家-日本-歴史
注記 文献あり
著者紹介 1907~1981年。山口県生まれ。民俗学者。渋沢敬三に師事し、全国民族調査に従事。主な著作に「宮本常一著作集」「私の日本地図」「民俗学の旅」「日本文化の形成」など。
内容紹介 日本人の住まいのかたちは、どのようにして形成されてきたか。本書は、広範な全国に及ぶフィールドワークの見聞と体験を通して、日本の民家を庶民の「生きる場」という視点から見続けた、宮本常一の刺激的な民家論。
要旨 日本人の住まいのかたちは、どのようにして形成されてきたのだろう。それは日本各地の暮らし方や生産のあり方、家族のかたちの変遷とどのように結びついてきたのだろうか。たとえば土間の広い家と狭い家があるのはなぜか。仏壇は住まいのかたちにどのような影響を与えたか。土間の家と高床の高はどのようにして結びついていったのか。カマドとイロリは炊事法や家の構造とともにどう変遷したのか。庶民の住まいに便所や風呂ができるのはいつごろからか。広範な全国に及ぶフィールドワークの見聞と体験を通して日本の民家を庶民の「生きる場」という視点から見続けた宮本常一の刺激的な民家論。
目次 第1部 日本人の住まいはどのように変わってきたか(土間住まいと床住まい;土間と床の結婚;草葺き屋根と板葺き屋根;瓦屋根の出現;門と垣の発達 ほか);第2部 暮らしのかたちと住まいのかたち(能登の旧家―能登の旧家は大きい。どうして大きな家におおぜいで住んだのだろう;土間の広い家―東日本に多かった土間の広い民家。こうした家はどのような使われ方をしていたのだろう;土間住まい―土間に筵を敷いて暮らす土間住まい。土間住まいの名残は近年まで民家に残っていた;土間の狭い家―土間の狭い家も日本各地にあった。そこではどのような暮らしが営まれていたのだろう;二つの家―土間の家と高床の家。二つの家が結びつくと土間も床もある家になる ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-540-04081-8   4-540-04081-2
書誌番号 1107023380

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