根深誠 /〔著〕   -- みすず書房 -- 2007.4 -- 20cm -- 277p

資料詳細

タイトル ヒマラヤにかける橋
著者名等 根深誠 /〔著〕  
出版 みすず書房 2007.4
大きさ等 20cm 277p
分類 333.8258
件名 経済協力-ネパール , 鋼橋
著者紹介 1947年青森県生まれ。明治大学山岳部OB。73年以来、ヒマラヤの旅と登山を続ける。ヒマラヤの未踏峰6座に初登頂。白神山地を世界遺産登録へ導いた立役者。文筆家。95年「遥かなるチベット」で、第4回JTB紀行文学大賞受賞。
内容紹介 政情不安、文化の違い、資金繰り、友情と協力…。悪戦苦闘を乗り越えて橋は完成した。ヒマラヤ奥地の僻村を舞台に外国人として初めて鉄橋を建設し、住民の悲願をかなえた、臨場感あふれる苦闘の記録。
要旨 ネパール西北部、チベットとの国境にほど近い標高4300mのツァルカ村。近傍の街から最短でも5日のキャラバンを要する、「桃源郷」と呼ばれた半農半牧の村だ。著者はここに、政府やNGOの組織に頼らず、3年がかりで鉄橋を架設し、村人たちの悲願をかなえた。マオイストによる武装蜂起で政情の混乱するネパールを何度も往復し、はかどらない現地調査、目途の立たない資材輸送、膨れあがる予算に頭をかかえ、官僚機構の泥沼に足を掬われ、体調を崩しながらも、旧知のネパール人やシェルパ族の友人、日本大使など、数人の理解と協力に支えられて、かろうじて計画を遂行していく。ヒマラヤ奥地の人と自然、内戦状態のネパール、カースト制の遺るヒンドゥー社会や、海外援助のあり方にも目を開かれる、壮大なるドキュメント。
目次 プロローグ ヒマラヤの桃源郷トルボ;第1章 進まない架橋計画;第2章 資材の空輸;第3章 カトマンズの迷宮;第4章 トルボへの出発;第5章 変貌するツァルカ村の暮らし;第6章 チャンチュンコーラ源流踏査;エピローグ ふたたびトルボへ
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-07284-3   4-622-07284-X
書誌番号 1107023743
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1107023743

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