最後のガラパゴスゾウガメからの伝言 --
ヘンリー・ニコルズ /著, 佐藤桂 /訳   -- 早川書房 -- 2007.4 -- 20cm -- 298p

資料詳細

タイトル ひとりぼっちのジョージ
副書名 最後のガラパゴスゾウガメからの伝言
著者名等 ヘンリー・ニコルズ /著, 佐藤桂 /訳  
出版 早川書房 2007.4
大きさ等 20cm 298p
分類 487.95
件名 かめ(亀)
注記 Lonesome George./の翻訳
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【ニコルズ】1973年生まれ。ケンブリッジ大学卒業後、シェフィールド大学にて進化生物学を専攻。現在、イギリスの科学ジャーナリスト、科学雑誌編集者として活躍し、ネイチャー誌、ニュー・サイエンティスト誌、インディペンデント紙などに精力的に寄稿している。
内容紹介 最後のガラパゴスゾウガメ「ロンサム・ジョージ」。天涯孤独な彼の驚くべき来し方、そして最新科学からわかる彼の未来とは…。1頭のゾウガメをめぐって、自在なスケールで語られる人と自然の物語。
要旨 南アメリカの西、およそ1000キロ沖に位置するガラパゴス諸島。ながらく人の手が入ることのなかったこの楽園は、島ごとに独自の進化をとげた特異な動物相・植物相に溢れ、ダーウィンが進化論を着想するきっかけとなった。そんなガラパゴスの特徴的な動物の一つがゾウガメだ。だが、近海で操業する捕鯨船に数世紀にわたって食糧として乱獲され、ゾウガメは激減する。なかでもピンタ島では、20世紀初頭に標本にされた数頭を最後に、姿を消したと思われていた。しかし、1971年、偶然一頭のオスが発見される。保護されたそのゾウガメは、その孤独な身の上と世捨て人を思わせる風情から、「ロンサム(ひとりぼっちの)・ジョージ」と呼ばれるようになった。以来、ジョージは現在にいたるまでガラパゴスの観光の目玉、自然保護のシンボルとして、世界じゅうの人々に愛されている。だが、ジョージの来し方を辿り、生物学的特徴を検証すると、彼の驚くべき真実が明らかになる…。歴史とDNAに刻まれた「過去」から、最先端の生物学によって創造される「未来」まで、そして、小さな島の生態系から世界的な環境問題まで、一頭のゾウガメをめぐって自在なスケールで語られる人と自然の物語。
目次 プロローグ 自然保護の象徴;発見;ロンサム・ジョージのガールフレンド;種の起源はどこに;進化の海を漂う;人間という罠;ナマコ戦争;ピンタ島の謎;連れ去られた仲間たち;島へ帰る日;生命への介入;クローンとキメラ
ISBN(13)、ISBN 978-4-15-208810-9   4-15-208810-9
書誌番号 1107024994
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1107024994

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