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【図書】 モナ・リザは妊娠中？

出産の美術誌 -- 平凡社新書 --
中川素子 ／著   -- 平凡社 -- ２００７．４ -- １８ｃｍ -- ２３６ｐ

資料詳細

タイトル モナ・リザは妊娠中？
副書名 出産の美術誌
シリーズ名 平凡社新書
著者名等 中川素子 ／著  
出版 平凡社 ２００７．４
大きさ等 １８ｃｍ ２３６ｐ
分類 702
件名 美術－歴史 , 婦人（美術上） , 妊娠 , 出産
著者紹介 １９４２年東京都生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科修了。文教大学教授。
内容紹介 愛については様々な表現がされてきたが、それに続く妊娠と出産は描かれることが少ない。受胎告知、源氏物語絵巻、森村泰昌など、芸術作品をテーマとした１８のエッセイから、妊娠・出産、そして生命の連鎖を考える。
要旨 愛については、さまざまな表現がなされてきたが、それに続く妊娠と出産は描かれることが少ない。「モナ・リザは実は妊娠していた」との説もあるが、その微笑みと同様に、生命の誕生は大きな謎だった。受胎告知、キリストの誕生、『源氏物語絵巻』から、フェミニズム・アート、ビル・ヴィオラ、森村泰昌まで。芸術作品をテーマとした一八のエッセイから、妊娠・出産、そして生命の連鎖を見つめてみよう。
目次 黄金の雨の恍惚―グスタフ・クリムト「ダナエ」；母権制から父権制へ―アテナの誕生；出産は神が与えた刑罰か―楽園追放後のイヴ；天使の知らせをどう聞くか―「受胎告知」；世界で最も多く描かれた赤ん坊―「キリスト降誕図」；白象の夢から仏陀が生まれた―「托胎霊夢」；愛欲の空しさをこえるもの―「国宝　源氏物語絵巻・柏木（三）」；生命としての胎児―レナルト・ニルソンの胎児写真；産む・産まないは誰が決めるのか―バーバラ・クルーガーのポスター作品；傷と痛みへの共感―松井冬子「浄相の持続」；流産を描く―フリーダ・カーロ「ヘンリー・フォード病院」；大地母神の復活―フェミニズム・アートの諸作品；女性の身体とは何か―笠原恵実子「ＰＩＮＫ＃９」；レオナルド・ダ・ヴィンチは何を産んだのか―森村泰昌「身ごもるモナ・リザ」；妊婦の美―葛飾北斎「身重の女」；生と死の連鎖―中嶋興「ＭＹ　ＬＩＦＥ」／ビル・ヴィオラ「ナント・トリプティック」；生命誌の謎―工藤不二男「幻郷」
ISBN(13)、ISBN 978-4-582-85368-1　　 4-582-85368-4
書誌番号 1107026238
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1107026238

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