〈成る〉ことの詩学へ -- 阪大リーブル --
荒木浩 /著   -- 大阪大学出版会 -- 2007.4 -- 19cm -- 350p

資料詳細

タイトル 日本文学二重の顔
副書名 〈成る〉ことの詩学へ
シリーズ名 阪大リーブル
著者名等 荒木浩 /著  
出版 大阪大学出版会 2007.4
大きさ等 19cm 350p
分類 910.2
件名 日本文学-歴史
注記 文献あり
著者紹介 1959年生まれ。京都大学大学院文学研究科修士課程修了、同博士後期課程中退。愛知県立女子短期大学・愛知県立大学、大阪大学教養部などを経て、現在大阪大学大学院文学研究科教授。
内容紹介 日本文学の面白さ、奥深さの発見。二重、三重に意味が満ちている日本文学の深みに分け入り、多層化・多面化するテクストの機微を解読。源氏、柳田民俗学から落語の世界まで、「成る」をめぐって展開する力作評論。
要旨 宝誌和尚像の顔の表皮がめくれ、内側からもうひとつの顔がのぞく。読むものと読まれるもの、見ること、見えること、見られることの間に不思議な変化や変身が生まれ、古典の世界は新たな相貌を帯びてくる…著者は二重・三重に意味が満ちている日本文学の深みに分け入り、多層化・多面化するテクストの機微を解読する。源氏、徒然、明恵の夢、柳田民俗学から落語の世界まで広く深く渉猟し、“成る”をめぐって展開する書き下ろし力作評論。
目次 第1章 二重の顔(桂枝雀『猫』のこと;裂けた顔、覗く顔―宝誌和尚立像 ほか);第2章 『源氏物語』の秘匿の顔(裏の顔、もう一つの顔;すきまと日本文化―垣間見と『源氏物語』 ほか);第3章 『徒然草』の二層の「心」(『源氏物語』と『枕草子』;『徒然草』にとっての『源氏』と『枕』 ほか);第4章 夢とわたし―もう一つの自伝(夢と物語;物語と夢 ほか);第5章 「目」の物語(夢と目覚め―まなざしの問題へ;「邪視」の視界―いにしえの「目」と「木」 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-87259-235-1   4-87259-235-2
書誌番号 1107026495
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1107026495

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中央 書庫 910.2/5661 一般書 利用可 - 2038494891 iLisvirtual