愛と自由の憲法論 -- 朝日新書 --
田村理 /著   -- 朝日新聞社 -- 2007.4 -- 18cm -- 254p

資料詳細

タイトル 国家は僕らをまもらない
副書名 愛と自由の憲法論
シリーズ名 朝日新書
著者名等 田村理 /著  
出版 朝日新聞社 2007.4
大きさ等 18cm 254p
分類 323.14
件名 憲法-日本
著者紹介 1965年新潟県生まれ。明治大学法学部卒。一橋大学院法学研究科博士後期課程修了。福島大学行政社会学部助教授、専修大学法学部助教授を経て、2007年から専修大学法学部教授。憲法学者。
内容紹介 憲法とは、国家=権力に余計なことをさせないための規範である。不正を憎むキムタク検事、暴君だけど国民は守るパタリロなど、ドラマやアニメを題材に憲法を再評価。みずみずしい筆致で描く新しい憲法論。
要旨 憲法は、国民をまもってくれる「頼れる見方」で、国民はみんなが従うべき重要なルールである…。僕らはこう考えがちだけど、答えはNO!である。憲法とは、国家=権力に余計なことをさせないための規範である。人権は国家=権力に余計なことをさせないことでまもられる。そのためには、国民は自立した個人であることが求められる。改憲勢力は、この憲法の根幹を大きく変えようとしているのだ。問題は9条だけではない。みずみずしい筆致で描く新しい憲法論。
目次 序章 ビストロのような憲法論を;第1章 キムタクの「目」で感じる立憲主義―国家=権力観でみる憲法;第2章 「ただの憲法じゃねえか、こんなもん」―人権観でみる憲法;第3章 「忠誠の木」が生まれるとき―新しくない「新しい」憲法観;第4章 イチロー選手の「個人主義」―「個人の尊重」はいきすぎたか;第5章 「こぐま園」という集団―個人主義と集団の関係;第6章 くだらぬ民主主義が必要なわけ―「投票」と立憲主義;第7章 「愛すべきアホ」たちを国家=権力からまもるには―統治機構の使い方;第8章 無自覚の高揚と自覚的選択―平和主義と立憲主義の関係;終章 愛国心を国家=権力からまもろう!―まとめにかえて
ISBN(13)、ISBN 978-4-02-273139-5   4-02-273139-7
書誌番号 1107026610

所蔵

所蔵は 2 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 323.1 一般書 利用可 - 2038500131 iLisvirtual
保土ケ谷 公開 Map 323 一般書 利用可 - 2049677998 iLisvirtual