明治大逆事件の陰画 --
塩浦彰 /著   -- 洋々社 -- 2007.4 -- 20cm -- 264p

資料詳細

タイトル 荷風と静枝
副書名 明治大逆事件の陰画
著者名等 塩浦彰 /著  
出版 洋々社 2007.4
大きさ等 20cm 264p
分類 910.268
個人件名 永井荷風
著者紹介 1935年新潟県生まれ。県下の短期大学、高等学校教員を歴任し2005年定年退職。日本近代文学会・国際啄木学会・平出修研究会・大逆事件の真実をあきらかにする会の各会員。第8回岩手日報啄木賞受賞。
内容紹介 明治44年、24名の被告たちに死刑が宣告された大逆事件の判決の日、荷風はひとりの芸妓に電話をかけた…。逆風の時代を生きる男と女の愛の深淵。豊富な資料を精査し、荷風の妻・内田ヤイの再評価を目指した書。
要旨 明治四十四年一月十八日、二十四名の被告たちに死刑が宣告された大逆事件の判決の日、永井荷風は一人の芸妓に電話をかけた―「わたしは文学者たる以上この思想問題について黙してゐてはならない」。逆風の時代を生きる男と女の愛の深淵。
目次 序の巻 大逆事件判決日の荷風と芸妓八重次のこと;1の巻 八重次生い立ち―並びに「文学芸者」となること(“花柳小説”の原風景;生い立ちに関する諸資料の問題;祖父と二人の師匠;藤間勘右衛門;「文学芸者」八重次);2の巻 八重次と荷風―ご両人の出会いのこと(荷風二度の結婚;八重次との遭遇;大逆事件前夜の荷風時代観;日蔭者へのあこがれと実践;結婚のあとさき;「結婚制度」への訣別);3の巻 静枝と荷風―ご両人の自己表現のこと(『矢はずぐさ』執筆前後;“花柳小説”の終焉;当代『芸者論』と荷風;荷風の女性観をめぐって;静枝の舞踊革新と短歌活動);結びの巻 大逆事件の陰画を今に映ずること
ISBN(13)、ISBN 978-4-89674-920-5   4-89674-920-0
書誌番号 1107027920

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